中学は同調性

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小学校時代は手を出すわけではなかったが、おとなしくしていたというより、賑やかに、時には周りに迷惑をかけながら、最終的には和を大事にすること、人を大事にすることを学んだ6年間だったと思います。今に繋がる原体験が多く思い出せます。

一方で、中学校の思い出はほとんど特筆すべきものがありません。日々の出来事は思い出せますが、小学校の時ほど原体験と呼べる体験、周りとの関係はなかったように思います。

その理由の一つとして、同調性が挙げられます。毎日同じ人と顔を合わせる学校という生活の中で、同調性、人の輪から外れないようにするということは大変重要な事です。特に小中学生はひとたびおかしなことをすると、仲間外れにされたり、無視されたりします。その結果、自分の言いたいことを言えず、周りの顔色を窺いながらの毎日を過ごす。これこそが大人になって悪い意味で影響することではないかと思います。

そういう私も、中学は公立校でしたが、地域の何校かの小学校から人が集まってくることもあり、また、小学校で一緒に悪ふざけをしていた友達はみんな私立中学に進学したこともあり、とにかくおとなしくいようというキャラに変わりました。

小学校時代は騒がしいキャラだったのが、中学では気軽に人に話すこともいつしかできなくなっていたように思います。それで嫌な思いをしたわけではありませんが、どんどん自分の考えを表に出さない、流された毎日を過ごすようになっていきました。





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