筆者の意見を踏まえる唯一の方法!

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たじろが
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みなさん、今日も勉強お疲れ様です。たじろがです。

小論文には「筆者の意見を踏まえて述べよ」という問題がありますが、「踏まえて」という問題の意図を考慮できていない学生さんが多いようです。

そこで今回は、「筆者の意見を踏まえた」小論文の書き方を伝授いたします!

【ダメな例①要約だけしてる】

これが一番多いミスですね。

「筆者は~と述べている。」と要約をした後に、「私は~と考える。」と主張を展開している人いませんか?

それ、評価されません。
(そもそも、要約力のみを評価したい大学は「要約せよ」という問題を出します。)

要約をしようとする意気込みは良いのですが、その要約内容があなたの主張と関連していない場合は、「筆者の意見を踏まえた」ことになりません。
単に、「要約した」だけです。

【ダメな例②筆者の意見に賛成してる】

次に多いミスがこれです。

「筆者は~と述べている。」と要約した上で、「私はこの意見に賛成である。なぜなら~」という主張を展開している人いませんか?

それ、あまり評価されません。

というのも、誰しもが一度は経験することだと思うのですが、この方法では<筆者の意見に賛成するだけで、自分の意見が述べられない>というオリジナリティの無さに直面します。
「筆者の主張する通り、~である。」だとか、「筆者が~と述べていることから明らかであるが~である。」だとか、結局筆者の意見をなぞるだけになってしまうことありませんか?
それではあなたの主張が組み込まれず、筆者の意見を「踏まえた」ことにはなりません。
単に、「筆者に全乗っかりした」だけです。

【ダメな例③筆者の意見に反対してる】

これはあまり見かけませんが、最も大きな減点対象となる可能性を秘めた方法の1つです。

「筆者は~と述べている。」と要約した上で、「私はこの意見に反対である。なぜなら~」という主張を展開している人いませんか?

それ、めったに評価されません。

というのも、筆者はその道のプロです。そのプロに対して「~は間違っている」だとか、「~という論点は重要ではない」だとか、真っ向から対立して反論するのは賢くありませんし、大概その反論は誤っています

もちろん、反対した上で自分の主張を述べている点は「筆者の意見を踏まえる」という観点では正しい方法かもしれません。
ですが、その反対意見自体が減点対象となってしまえば、結局①要約だけや②賛成意見という方法以上に減点される可能性を秘めています。

では、どうすればよいのか。
答えは簡単です。

【筆者の意見を発展させる】

要約だけではダメ、賛成するのもダメ、反対するのもダメ、、、
だったら、これら3つのダメを併せて「発展」させればよいのです。

以下では3STEPで発展方法を説明します。
テンプレートもお付けいたしますので、あなたの小論文はすぐに良くなりますよ!
(個別に指導が必要な場合はブログを閉じて、すぐにご相談くださいね。)

STEP1:課題文への配慮+問いのキーワード分析=あなたの主張

まずは第1段落で、①筆者の意見も一理あると課題文に配慮を示した上で、②問われている内容(課題文)のキーワードを分析し、③その分析の上でさらに重要な論点を提示する、という流れが必要です。
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