夏の小論文講座!<心に残った言葉>

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みなさんこんにちは!小論文講師のたじろがです。
今回は、実際に小論文を書いてみよう!ということで、【心に残った言葉】をテーマにどうやって文章を組み立てていくのかを考えてみましょう!

【最も簡単な小論文の型】

はじめに、最も簡単な小論文の型を覚えましょう!
それが【OREO型】です!

Opinion:主張(あなたが伝えたいこと)
Reason:理由(なぜそう思うのか?)
Example/Experience:具体例/経験(例えばどんなことがある?)
Opinion:結論(まとめ)

これさえ覚えておけば、どんな内容の小論文も簡単に書けちゃいます。

実際に【心に残った言葉】というテーマに当てはめてみると・・・
O:あなたの心に残っている言葉は何?
R:なぜそれが心に残ってるの?
E:その言葉のおかげで良い事あった?どういう風に役立ってる?
O:まとめ
という感じになりますね。はい、骨組み完成!
あとは肉付けしていきましょう!

【O:あなたの心に残っている言葉は何?】

●まずは、あなたの心に残っている言葉を思い起こしてみましょう!

友達に言われた言葉、先生に言われた言葉、推しが言ってた言葉、歴史上の人物の格言、好きな曲の歌詞、、、、どんな言葉でも構いません。

ただし「好きな人から名前呼ばれた!」「推しの決め台詞!」等をテーマにしてしまうと、もちろん心に残っているのでしょうが、小論文のレベルがはちゃめちゃに上がってしまい自分が苦しむだけです。

「心に残る言葉」とは「感動した、感銘を受けた」ことで「自分の行動が変わった」ものを選んでみましょう。

今回は【優しさとはcompassionである】という言葉を実際に使っていきます!

●次に考えるべきは「5W1H」です!
その言葉を<いつ・どこで・誰に・どのように・何故>言われたのかを思い出してください。
もちろん全てを書く必要はありませんので、必要なものだけを抽出してみましょう。

【優しさとはcompassionである】を例に考えると・・・
いつ:中学校の卒業式
どこで:教室で
誰に:担任の英語科の先生に
どのように/何故:手向けの言葉として
といった感じですね。
これで第1段落は完成です!(完成版は一番最後に載せます。)

【R:なぜそれが心に残ってるの?】

次に、なぜその言葉があなたの心に残っているのかを考えてみましょう!

「感動したから心に残った」と書きたくなる気持ちもわかりますが、「どのように感動したのか、なぜ感動できたのか」などとしっかりと追及してみましょう。
今回のテーマは<言葉>なので、「今までそんな言葉の解釈したことなかった」という切り口から考えてみてください。

【優しさとはcompassionである】を例に考えると・・・
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