「毒親」というワード

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コラム
アダルトチルドレン・産後ママの生きづらさ専門相談室
心理カウンセラーのかえちゃんです(^^)/

今日は私が「毒親」という言葉をなかなか受け入れられなかった…というお話を。

「毒親」

…ってすごい響きですよね(*_*)
自分の親を「毒親」と呼ぶ…
虐待やネグレクトなど、体も傷つけられた経験のある方は、きっと抵抗なく呼べるんだろうな…
正直、そう感じていました。

私の場合、過干渉や価値観の強制が主でした。
怒鳴り散らされたり人格を否定されたりすることはありましたが、
「あなたの為に言っているのよ!」
「こんなにしてあげているのに!」
そういった言葉から、
「自分は大切に育てられているんだろうな…」
そう思い込んでいました。

なので、大人になり、生きづらさや母親との関係に限界を感じるまで、「毒親」という言葉には出会いませんでした。
そしてまさか自分の母親が「毒親」と呼ばれる人に該当するなんて、思いもしませんでした。

「毒親」について知れば知るほど、本当に該当しすぎるのに、

愛情深く、真面目で常識的な母親…
自分の事は後回しで、一生懸命に子育てをしてきた母親…

「毒」の裏にある「母親」が、一概に母親を責めさせなかったのです。

母親にこんな感情を抱くことに、大きな罪悪感すら感じていました。


それでも、自分の子育ての経験や、カウンセラーとしていろんな方のお話をお聞きしていく中で考え方は変わっていきました。

やはりそんな親子関係は歪んでいるし、本当の愛情ではない。
子どもが、親の弱さの犠牲になっているだけ。
いつまでも答え続ける義務はない、ということ。


長年続けてきた歪んだ親子関係から抜け出すのは、簡単ではありません。
子ども側も強くならなければならない…。

それでも、ここから先は一人で立ち向かう必要はないんですよ。

誰かに寄りかかりながら、支えられながら、
一歩ずつ前に進めばいいんです。

親の気持ちに答える為に、
自分の気持ちとずっと戦ってきたのだから…

今度は一緒に乗り越えましょう(*^^*)




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