「~しなさい」「~するべき」→「~したほうがいい」。自分で自分のことを決め、伸び伸びと動ける人になって欲しい。

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コラム
自分で自分のことを決められる人になって欲しい。
伸び伸びと柔軟に、気楽に動ける人になって欲しい。

これが私の生徒たちに対する思い。
だから、授業でも
~したほうがいい
という表現を心がけている。

理由は2つ。

1つ目。

「~しなさい」「~するべき」と言われる
その通りにする
誰かから言われないと動けない

これが私。
自分がすることを自分で決めなければならない立場に置かれた今、苦しんでいる。
家事、子育て、仕事。
大人になったら、自分で自分のタスクを決めて動かなければならないことがたくさんあって、しんどくなる時がある。誰かに決めて欲しくなる。
けど、誰も決めてくれない。
(今日がまさにそれ。)

生徒や我が子達にはこんな人に絶対になってほしくない。
自分で自分のことを決め、前に進んでいける人になってほしい。

だから、私は、
~したほうがいい
という表現をして、選択肢を与える。
そこから生徒たちに選んでもらうことにしている。
そうすれば、自分で自分のことを決められる人になるんじゃないかな。

「~したほうがいい」という理由。
2つ目。
「~しなさい」という言い方はキツい。
相手を縛り付ける。身動きを取りにくくする。

「~しなさい」と言われ続ける
自分が自分に「~しなさい」と言うようになる
他の選択肢を取れなくなる。
何がなんでもしなければ!となる。

これも私。
無意識のうちに自分を縛り付けて苦しい。

他の選択肢もある。
他の選択肢があるときは、それを選べばいい。
それは「逃げる」じゃない。選択。
決められない時もある。
なんで「今」決めなければならないの?
そんな時は、時間や環境がが許す限り、決めなくてもいい。

そんな考え方が出来るほうが、気持ちが楽になって、生きやすくなるんじゃないかな。

だから、私は、
~したほうがいい
という表現にこだわっている。

今までいろんな先生方にお会いしてきたが、
~したほうがいい
というような表現をされる先生に初めてお会いした時の衝撃と心が解れるような心地よさ。
あれを、私も与えられたらいいな。いつか。
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