白か黒 ■離婚編_14■

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コラム
この当時、私は9時~15時までのシフトで
月曜から金曜、頼まれれば土日も勤務していた。
子供たちは幼稚園の預かり保育にいて
終わり次第迎えに行き
外に呑みに行くときは
私の母が帰宅してから入れ替わりで出て行った。

私の子供たちは
私が出かけても追いかけたり
泣きすがったりもしない。
子供心に分かっていたんだと思う。
私の目が自分たちに向いていないことを。
私の母、おばあちゃんさえいればいいという
当時の私には持って来いの状況だった。
大人になった子供たちに聞いてみたことがある。
あの頃どう思ってた?って。
「覚えてないよ」と二人は言った。
私が退職し、再婚したことも
「ずっと働いてたんだから、そろそろゆっくりすれば」
とすんなり受け入れてくれた。
親がなくとも子は育つ。
ホントかもしれない・・。

話は戻り
いざEの車で吉祥寺へ。
この日はEが休みの平日で私の母も休みだったため
17時頃現地に到着。
イケメン社員はそこの店長で、まだ勤務中だったが
平日はヒマらしく
19時前には私服に着替えて合流してきた。

あれね、飲食の人って自分のお店大好きな人多いのね。
おごってくれたけど、ちゃんと払ってたのかしら?w
この人とは最後まで何もなく
いいおにーさんだったw
そこにEがからんでいるとは全く思わなかったけど。

そろそろお開きになったので
イケメン社員に別れを告げ
Eの車に乗って帰宅。

最初の方のEは
とてつもなく紳士だった。
そう、私の大好きな
柴田理人(メイちゃんの執事ねw)のように。

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