まず1つ目は、「就寝前に考え事をするのをやめること」。
とくにデスクワーカーの疲れがとれないのは、体が疲れているからではなく「脳」が疲れているからです。脳疲労は睡眠の質を下げ、慢性的な疲れの原因になることが脳科学の研究によってわかっています。
脳が疲れている人は、交感神経が優位になった緊張状態のままです。この状態のまま眠ってしまえば、深い眠りに入ることはできません。脳疲労は眠りを浅くし、睡眠の質を下げる原因なのです。
『寝る前に厳禁「眠りの質を下げる」悪習慣3つ』(東洋経済ONLINE)より引用
β波は、覚醒状態にあるとき、注意深くなっているとき、問題解決や決断を迫られているとき、頭を使う作業をしているときなどに発生する脳波で、不安を誘発することがあります
『【専門家が解説】深夜の“考えすぎ”を止める方法』Women’s Healthより引用
睡眠を整えるには、朝の光が大切です。
朝、脳に光を届けるとメラトニンが減って目が覚め、その16時間後の夜に眠くなるリズムが整えられます。
同じように、夜には暗くすることも大切です。
リビングで、白っぽい色の昼光色で部屋全体を明るくする、一般的な天井に取り付けるシーリングライト照明を使って、その部屋で3時間程度過ごすと、分泌されるはずのメラトニンが半分まで減ってしまいます。
『毎日を充実させる睡眠の法則11』ワコール SUIMIN PORTAL SITE すやすや部より引用