2022年11月のchatGPTと、2月のPlus、4月のプラグイン、7月のインタプリタの衝撃を語る。黒船襲来じゃなくて宇宙船だった

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「chatGPT」という言葉を聞いて、全く知らないと答える人は少数派だろう。
それくらい、ニュースでテレビに出て衝撃を与えた。


俺は8カ月前の11月、chatGPTリリースの頃はあまり意識していなかった。
ちょうどコロナが緩和されてきた1月にchatGPTが日本語対応できるようになって触ってみた、その時の感想。

「え、これ黒船じゃなくて宇宙船じゃない?」

凄さよりも、恐ろしさ。過去のAIがゴミ同然と思えるような高精度で早いAIを無料で何回でも使える。

10年間システムエンジニアという金融機関と流通の設計と開発をやって来た俺は、「もう開発関係や事務仕事は半額になって淘汰される」と確信して、絶望した。

stand.fmやnoteを始めて、AI技術関連や電子書籍の話をしながら、「chatGPTがヤバすぎる!」と宣伝して回った。

この時点でピンとこない読者のために、chatGPTとopenAIを奇行を主婦と鶏肉業者で例えよう。

「突然、openAI社は鳥のもも肉を100g30円で売り出した」


( ゚Д゚) はぁ!? そんなの大赤字だろ! ブラジル産とか廃棄じゃないの?

( ゚Д゚) ……(でも安さは魅力。とりま食べてみるか)。パクリ

(; ゚Д゚) 早い! 安い! 美味い! 賞味期限も普通……価格破壊だろこれ

12月openAI社「1週間で100万人ユーザー超えました。あと大赤字です」

(# ゚Д゚) そりゃそうだろ! 日本だったら1質問10円とか、月額3000円とかやる品質だから。それだけユーザーいるなら値上げすりゃいいじゃん!

1月openAI社「もも肉29円に更新しました。あと真空パックと皮剥ぎ追加しました」

(; ゚Д゚) 値上げじゃなくてアプデ!? フツーの日本企業ならもう独占から値上げウハウハなのに、さらに機能を増やしてきた!?

2月openAI社「同業者も買取り販売できる仕組み追加しました。好きなだけ稼いでOKです」

同業者「やったー! openAI社の内部機能使った鶏肉で値下げしまーす」

(;Д゚) ゚ 技術を提供して超格安(卸100g20円)で産地まで教えちゃったよ! 慈善事業じゃねーんだぞ! 普通の鶏肉業者が死ぬ!!

2月openAI社「730億円の赤字です。なのでPlus会員で月20ドル支援お願いします」

( ゚Д゚) 「今まで無料でこんな化け物を提供し続けたらそうなるわな。散々無料でお世話になったし、寄付のつもりで20ドルサブスクやるか!」

2月11日に、鶏肉Plusという高機能版を日本登録開始初日にやってみる。

( ゚Д゚) ……

(; ゚Д゚) あ、これ終わったわ鶏肉業界。20ドル=2700円でも安すぎる

そう、時間制約(3時間で25回)がありながらも、無料版はそのままにコストコ会員のような高品質サービスを提供したのだった。
ここから、他業者がopenAI社のAPI連携で「AIチャットくん」や「AIBot」等のニッチ機能をリリースするが、本家が強すぎたのだった。

4月openAI社「画像入力追加します。シェア機能追加します。URL取り込みます……

(; ゚Д゚) openAI、こいつ利益などを全部新機能開発に全振りして独走状態にしているな……

同業者「openAI社の更新が早すぎてこちらが追い付けない助けて(涙)」

主婦「なら本家の鶏肉でいいわね」

7月openAI社「鶏肉25円にしますプラグイン追加しますウェブブラウズ追加しますコードインタプリタでエクセル解析できますできますできます」

(; ゚Д゚) openAI壊れちゃった……ってか同業者も何もかもぶっ壊れるよね


ここまで読んだら、とりあえずAI機能がどうよりも「openAI社の奇行」が分かるだろう。

こいつら、同業者ガン無視で赤字で全力で機能追加しまくって独走している。


月20ドル=2700円が安いと感じたのは2月11日の時点。
noteやスタエフでもそのヤバさと安さについて残している。

今7月中旬、プラグイン、ウェブブラウズ、コードインタプリタの3強機能の追加により、もう弱点ないんじゃない? 位にchatGPTは強化された。
API連携を使って稼ごうとしている同業者も、あまりの本家の更新の早さと機能追加によって、「ニッチでアプリ開発するより、本家が高機能実装するほうが早いから無駄」になりつつある。

例えるなら、アニメの同人をやる絵描きが「本家が妄想の同人の域を超えているせいで描けない」という状態だ。
その逆は、東方やひぐらしのように「絵が下手だから同人描いちゃお!」という同人作家心理である。


ここ数日で、障害の方のお子さんの親の方から相談を受けて電子書籍などの話を少ししている。

そういった困っていた方の「chatGPTを活用して、障害の子と向き合ってみた」みたいなAIを活用した体験談や記事、Kindle書籍は「未開のブルーオーシャン」である。

前にも書いた通り、chatGPTはまだ8ヶ月の赤子であり、それを使いこなす、コラボできる主婦は本当に、本当に一握りである。

先行者利益というのは現代では非常に大きく、chatGPT×献立、chatGPT×看護師、chatGPT×法律というような専門職の方の書籍がここ数カ月で大量に増えた。

だが、技術や知識があてもAIを活用できない世代は多いため、まだまだニッチで「オンリーワン」の出版ができるのである。


ココまで読んで、月20ドルは高いと思う?

物理的以外はマジで何度もできちゃうお手伝いさんを20ドルで雇いつつ、その使い方や自分の体験談を、「ブルーオーシャン」で稼いで不労所得にする、未来価値。

それらのchatGPTの活用方法を、伝えるセミナー講師として、chatGPTを使いたい息子や娘に「プロンプトエンジニアリング」を教える価値。

将来価値が非常に大きいからこそ、俺はchatGPT Plusを推したい。

まあ、それらでopenAI社にお金が入るようになっても、その金は利益じゃなくて新機能追加に費やすのだろうけどね……。
日本だったら絶対あり得ないわopenAI(コイツ)。


で、なんでここまで将来価値の過大評価をしているのかを最後に書く。
マリオのアクションゲーがあったとして、 1-1の最初のステージがあり、ラスト8-6位のボスクッパがあるよね。

このchatGPT、今3-1位で、ものの9カ月で1-1のステージ公開から恐ろしいスピードでマップを追加している感じ。

で、ゲームプレイするユーザーは、1-1から順にやるのか? というとそうではなくて、最新の公開技術3-2位の活用法を「メディアや本」が宣伝するから、基礎の1-1の試行錯誤プレイをしないことになる。

イメージして欲しいけど、うわべの最新の3-2のステージだけテンプレ通りにマップを走るマリオと、1-1から「その当時の最新マップ」を歩いて走って捜索したマリオ、どっちと組みたい?

openAI社によるchatGPTは、過去の技術は公開停止して、常にバージョンアップしている。
だから、後から参加する人は基本最新だけしか見ることができない。

でも俺が考えるAIのプロンプトエンジニアリングは、「より多くの最新と改廃を経験していること」だと思っている。
将来6-5くらいまでchatGPTのアプデでそれを日本1億人が使うことになると思うのだけど、その中の一部の主婦や子供は「1-1から」だったり「3-5」からコツコツ体験した人もいるはず。

今、chatGPT Plusを使って触って楽しんでいる人は、3-4からスタートできる。
俺は2-1位かな。11月のアメリカ版を触ってきた人は1-1からだね。

書籍化したり、AIのプロンプトエンジニアリングを将来本にしたり、教えたり、子供や友達に伝える時に、この「今の最新と改廃を多く試行錯誤していること」がホントに大事だと思う。

それって、2年後になったらもう何億円出しても体験できない事だからね。

難易度は高くないよ。
chatGPT Plusを契約して、手当たり次第に質問して、無茶振りして、結果を
noteやスタエフ、ココナラブログでアウトプットする、これだけ。

3時間に25回制限があって、自分が電子書籍作成したり4コマ漫画ネタを質問している時に上限に達したことがある。
7時に起きて24時に寝るとして、7,10,13,16,19,22の6x25の150回の質問を毎日する。

それは主婦や時間が余っている人ほど、リターンがある。

だから金はないけど時間は余っている人ほど、chatGPT Plusのメリットがあり、将来性がある、って俺は伝えたい。以上!

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