自己肯定感は高いほうが良いが、「自分だけ特別」だと思わないほうが良い

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①下見てマウント、上見て絶望しない
②自分だけが特別だと思わない
③出来ない事を受けいれると、本当の自分が見える
④他人に教えられると思わない。常に学ぶ姿勢。価値観が違う
⑤常に周りが助けてくれると思わない

Daigoさんの「自分だけ特別だと思わない」というのがとても共感できた。

かつて売れていた、なろう転生モノのアニメや漫画、あれは圧倒的な「自分だけ特別」であって、無双ハーレムという気持ち良さを売りにしていた。

これ、世の中の若い世代が「今の境遇や人生に絶望」している中で、麻薬のような仮想であっても心の中でストレスを吐き出したいという欲望があるから売れているのだと思った。
逆に戦中を経験して乗り越えてきた85歳以上の方は「現実に絶望して無双快楽ドラッグ」に頼る必要はないし、その層にはなろうは売れないと思う(もちろん供給する本を文脈はガチ文学に寄せてもだ)。

自分だけ特別じゃない、なんなら不幸だ、社会が悪い、親が悪い、学校が悪いと他責で恨み妬む人ほど、今の世の中の素晴らしさを見ない、視野の狭い人だと思う。
彼らが、なろう転生にすがりつくのを見ると、悲しくなる。


本音を言うと、自分は特別だとは思わない。
何なら、欠陥人間だと思っている。

でも、生まれた時代が1985年でハチロク世代、ゲームボーイからPS5まで体験できた奇跡の時代に生まれたこと。
日本で生まれた事。飴と鞭で、2世帯(祖母祖父)と一緒に触れて交流できたこと、ガンによる親族の死を2回経て乗り越えた事、離婚などがないそこそこ安定した過程であった事などなど。
あとはブラック企業で心も体もボコられてビルから飛び降りようとしたこと、中国で物乞いや貧困の実情を直接経験できたこと。

全てが「幸運」だった、運が良かったと、今だから思えるし感謝している。

良いことだらけ、ストレスがない、箱入り娘のような生活をしていたら、俺は
俺じゃなく「視野が狭い富豪」として終わるのは、いやだ。

苦労して、泣いて、血反吐を吐いて苦しんで悩む、そんな人生を「来世」も「今世」も選びたい


そう本気で思える人になれたことに、感謝したい。


皆はどう思うだろうか? 苦労は嫌? 金持ちで何不自由ない人生が最高?

やればわかると思うけど、退屈だよ。富豪には富豪の苦しみ、孤独がある。


みんな違ってみんな良い。境遇は違えど、長所短所があってそれが個性となる。
自分だけ特別、と思うのではなく、長所短所があって「短所の裏返しが長所」であり「自覚ないけど皆に別方向で褒められた」ことが自分の隠れた才能で、抜群の長所であると思う。


それを生かせるかどうかは、結局「人生のモノサシをどれだけ持てるか」だと思う。
それは、食わず嫌いならぬ、やらず嫌いで色んな経験や苦難を飛びこめる人が多く経験出来てチャンスが降って来る。

鋼の自己肯定感という本では、自己肯定感だけではないその逆、自己否定感がある。
そして、誰かの役になっている自己有用感、自分が何かができる自己効力感も定義してい面白かった。
自己肯定感は、無条件を自分を好きになることであるため、「周囲の評価に依存する自己有用感、自己効力感」は自己肯定感ではない、というのを意識すると人生が変わるかもしれない。
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どうかな? 自分は特別だと思う?

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