鑑定結果が異なる、のはなぜなのか?ー後編

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占い
占術の違いはあれど、鑑定士によって「結果」が異なることに、素朴なギモン「なんで?」という感覚を持っている方も多いのではないでしょうか? 
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実は、見た目には異なっていても、中身は同じ、という場合もあるし
あるいは、鑑定士自体の立ち位置ーなにを、どこを目的として読んでいるのか?、という視点による違い、ということを前編で書いてきました。
まだの方は、こちらから↓
後編となる今回は
「顕在意識VS潜在意識」という視点から、”異なる結果”についてを書いています。ぜひ、鑑定を受けられる際の参考にされてください。 
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顕在意識で思うこと

当然のことですが、私たちが顕在意識で願うことは「幸せになるために」であり、こうなりたい/ああなりたい/あれが欲しい/これが欲しい…という、さまざまな願いごとを持っています。
これらは「達成すること」に意味があり、というと硬いのですが、「どうしたら達成できるのか」「そもそも達成できます??」「未来はどうなっている?」という疑問、不安…から、【占い】というカテゴリーが成り立っている、というのも1つの側面です。
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ここでは、挫折や失敗…というような、いわゆる「(願いごとが)叶わなかった」「思っていたのと、想定していたのと違う結果」は、イコールで「ダメ」であり、良くないコトとなるのも当然の流れ。
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願うごとが”叶うために”必要なことを知りたい、叶えたい!というのがあくまで顕在意識で思うことーそのために「引き寄せの法則」などなど、さまざまな実践法なども存在します。 
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潜在意識で思うこと

対して、潜在意識という無意識下ではどう思っているのか…というと、無意識と言っても、大きく2通りに分かれてきます。
そのうちの1つ、「個人」の無意識下の領域として見てみると、今までの経験などから刷り込まれている「信念体系」ー簡単に言うと「思い込み」があることも多いものです。
この「思い込み」で厄介なのは、「顕在意識で思うこと(意識的)」と「思い込み(無意識)」では、”真逆”というパターンがある、というか、多いです。
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例えば
「一番大切にしているのは、周りとのつながりです!」「仲間は大事です」という方の、奥底に潜んでいる思い込みは、
「”自分を”思ってくれる人とつながりたい」「”自分を”思ってくれる人は大事」だったりして、あくまでもベクトルは自分向きだったりするー 
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だから
有言実行とはならず、「周りが」と言いつつ、行動は「私が、私が」が前面に出てしまう。眼の前に広がる光景は、なかなか「つながり」が広がらないということにもなりますね。(だから満足しない、どうして??になる)
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1回の鑑定で、奥底に眠る思い込みを掘り起こしー気づきー納得しー改善する、という流れができるというのは、かなり稀な話。
クライアントさん自身の「聞きたいことー質問」に対して「回答」をするのが鑑定士の仕事である、という側面では、「思い込み」をなかなか掘り起こせない、ということになったりもします。
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結果として
一旦は状況が好転したものの、また似たようなことが起こる/同じようなことを何度も繰り返す…といった状態になりがち。
対処療法ではなく、根本療法が必要ーということになります。 
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魂のテーマ

さらに、無意識下のもう1つ、超意識とも言えますし、魂の領域で見てみると。言わずもがな、魂の目的は「統合」に向かっていますし、「楽しく」「チャレンジ」が基本です。
なので
顕在意識での願いごとが「叶う/叶わない」ということは、あまり重要なのではなく、「叶わなくても」そこからの体験、学びが次のステップへとつながる、ということは普通です。
実際に私も経験済みですが、まだスピリチュアルの仕事をしていない頃、かなり仕事で大きなチャレンジをしたことがあります。
当時、複数の鑑定士さんに見てもらったりもしましたが、みな背中を押す内容でしたし、自分でも緊張しながらも、自信をもって選択したーーーーー
のですが。 
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あぁ、人生のワーストだな…
という凄まじい挫折を経験することになりました。
その経験、必要だったということです。「やってみる」ということに意味がありますーそうでなければ、見えてこない「新しい選択肢」があるのです。
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占星術的に言うと、冥王星のちゃぶ台返しのような、一気にガッシャン!!と破壊する感覚ー
ただ破壊する壊し屋なのではなく、「破壊と再生」はセットー壊れて空いたスペースに、新しい世界が誕生するわけですね。
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つまり
魂のテーマとしては、「この体験も大事」ということもあれば、あまりにも個人のテーマからかけ離れていると、「違いますぅ」という警告が強制的に入ることもあります。
この場合、願いごとが叶わないーどうしたって叶いません、それが宇宙の流れです。 
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手順と時期がある

常にお伝えしていることですが、「統合意識」への道のりには「手順」が必要(効率が良い)ということもありますし、もう一つ大切なのは「時期」もあります。
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私も、人生のワーストらしき体験をして、落ちている期間は結構長いものでした。ハマっている時に「そんな経験も必要なんだよ」なんて言われても、ちっとも心に響かないー立ち上がる時期ではないのです。
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逆に言えば
受け止められるという心の準備が整った時に、ふと鑑定で聞いてみよう、という気になるのかもしれません。そして、受けとめられないという状態の時に、心の奥底の情報は決して上がってきませんので、カードで表れた/霊視で浮かんだ、など形で出てきた時には、次のステップへ進む時、という合図でもあります。安心して、鑑定士にお任せください。

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このように 
顕在意識と無意識下での働きの違い、ズレにより、どこを読んでいるのか、今どの時期なのか、ということで、出てくる「結果」も変わってきます。
とはいえ、「”今”のあなたにベストな結果」である、ということには変わりはありません。
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最後にー統合意識

スピリチュアル業界でよく出てくる言葉ー統合意識。統合とは「プラスとマイナスが同量あること」であり、マイナスを排除することではありません。つまり、悲しみや怒りといった、ネガティブな感情も必要な要素です。 
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ただ
それらを排除しようとしなくても、ネガティブな感情や出来事は、ポジティブな感情や愛で癒されるー昇華し、それが「統合点」へ至ります。
そうやって全てを体験し、「ワンネス」の意識へと魂は帰る。
「願望達成」という、前向きなエネルギーは必要です。
ですが、結果にはこだわらず、自分の「価値」という方向性を見出し、あなたを取り巻く魂やスピリットたちとの共同作業を「楽しむ」という、意識へと変えていきませんか?
「いつ叶うのか??」「本当に??」といった呪縛から逃れ、その分のエネルギーが「今」に集中されることで、心の余裕が生まれてきます。
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