面接で話し終えた後の「以上です。」って必要??

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フリー面接トレーナーのnoriさんです。
面接は人生の岐路を迎えたときにやってくる、嫌な存在です。
そんな面接に自信を持って挑むための
面接対策コーナー、略して【めん・たい・こ】です!😃

今日の【めんたいこ】

話し方・伝え方
今日も話し方・伝え方をテーマにお話ししますね。
面接の時の話し方って、緊張しっぱなしですよね💦
長く説明してしまって、最後に「以上です。」
なんて話しの締めくくりになっていませんか??

緊張して、なんだか話が終わるたびに
「以上です。」を付け加えているような・・・。

そもそも、話の切れ目をわかりやすくするために、
「以上です。」は言ったほうがいいのでは?
と疑問に思うかもしれませんね😊

ということで、
本日はコレいるの?「以上です。」
の付け所解説です🙌

面接はコミュニケーションの場

まず、話し終えた後の「以上です。」は必要かどうかについて。
私の結論としてはあっても良いと思います。

で・す・が

すべての話の終わりに必要ではありません😨

ここで面接の大原則をお伝えします。
面接はコミュニケーションの場です。

コミュニケーションは対話が必要です。
対話は片方だけの話では成り立ちません

面接では、面接官が応募者のことを知るために、
質問を通して理解を深めていきます。

そういう意味で言えば、
面接は、応募者が話したいことを話す場ではなく、
面接官が聞きたいこと(知りたいこと)について話す
ことが必要です。
(もちろん相互理解の場でもあるので、
応募者側が企業を理解する場でもあります。)

コミュニケーションの場に「以上です。」は要らない

目上の人と話す経験が無い若い方にとっては、
もしかしたら、話の最後は「以上です。」で締めくくらなければならない。
みたいな固定観念があるのかもしれないね。

↓の上司と部下のやり取り読んでみてください。違和感ありますよね。

上司:今日の会議の準備終わった?
部下:いえ。これからAさんと一緒に始めます。以上です。
上司:じゃあちょうどよかった。
   急遽社長が参加するみたいなんだ。S社の売上予測の資料を
   追加してほしいんだけど間に合うかな?
部下:はい。間に合わせます。以上です。
上司:えーと。座席の配置も気を付けてね。社長用の机も用意してね。
部下:はい。以上です。
上司:馬鹿にしてんの?

「以上です。」の付け所

丁寧にしたつもりが、
なぜか相手を侮辱しているようにも聞こえますね。
おそらく、こう言った話し方は、(私の憶測ですが)
トランシーバーなどの無線で相手の顔が見えず、
また、一方向でしか音声が届かない時の
「合図」や「マナー」のようなものかと思います。

実際の面接は相手とフェイスtoフェイス。
顔を突き合わせて行うので必要ありません。

必要がない理由は他にもあります。

我々人間は、普段の会話でも相手の話の文脈から
話しの終わりを予測したり、
また、表情(口元、目線など)を見て
「そろそろ終わるかな」と予測しているはずです👀
ただ、話の終わりを予測しにくい場合もいくつかあります。

オンライン面接

長くなってしまう話(志望動機・自己PR・プレゼン)
こういった場合は、意図的に「以上です。」
と相手に終わりを告げる配慮が合っても良いと思います。
オンライン面接は、
会話のキャッチボールがしにくい点がありますので、
少し長くなったなと思う場合は、伝えても良いかもしれません。

それでも、毎回つける必要はないと思います。
志望動機・自己PR・プレゼンは、
熱を込めて話せば長くなるものです。
面接官も、相手が熱っぽく話している姿を見て、
割って入りにくいし止めにくいです。
終わった「以上です。」は伝えても差し支えありません。

職種による違い

例えば、公務員(事務職・警察官・消防士等)や銀行員、
営業職など。一見固そうなイメージでも、体育会系の仕事であっても、
本質は変わりません。やはり大切なことはコミュニケーション、対話ができるかどうかです。

そのため、受ける職種によって「以上です。」を連発すればいいということはありません。

例えば、もし「警察官はそういう喋り方をしている」という情報があれば、それは警察学校で学ぶことだと思います。今ではないのです!
焦ることなかれ😊

最後に

面接は、コミュニケーションの場と言いました。
実際のところ、尋問のような面接もあるかもしれません。
ただ、本質は相互理解の場です。
確かに私たち面接を受ける人は、選ばれる立場でもありますが、
私たちも相手を選ぶ権利があります

お互いにコミュニケーションのが取りやすいかどうか。
面接の中で確かめてみることも覚えておきましょう👆

それじゃあまたね(@^^)/~~~
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