無茶振りが『何とかする力』を育てる!

記事
学び

よく、故意に授業のラスト数分を余らせて、突然生徒を当てることがあります。
“Give us a good story”! 『なにか面白い話して!』
英語にするか日本語にするかはその場の空気や、その生徒のその時の様子で判断。
イケニエになった生徒はたまったものではありません(笑)
困り果てながら聴衆の前に登場。
『そんなんムリ~!』
『できん~!』
『なにこれ~、知春先生キライ~!』
ごちゃごちゃ言いながら時間稼ぎ。
一気にざわつく教室。
私は、声の束の収拾がつかなくなる半歩手前で、
ゆっくりとこの活動の趣旨説明を始めます。
“You have three options. 選択肢は3つ。
1. Look down to say nothing. 黙りこくる。
2. Be goofy. お茶らけてごまかす。
3. Survive the spot. なんとかする。
Life is a chain of choices. 人生は選択の連続。
世の中に出るとその場で何かを解決するべき場面に遭遇することが多々ある。
その時にただ黙ってうつむき、ニヤニヤして逃げるか。
何とかしようと踏ん張るか。
例えばこんな風にスピーチを無茶ぶられたとき;
●本気で伝えようと聴衆に向き合えば、もうそれで8割がた面白い話として成立する。
人の一生懸命な様そのものが人を惹き付けるから大丈夫。
●質問を柔軟に捉えられるか。
『えええ!面白い話???そんなネタない!』
出された課題にコントロールされ動揺するのではなく、それを少々身勝手に多角的に捉える力も大切。
『面白いというか、悔しかった話ならありまーす!』
という具合に(笑)。
これからも髙橋知春の無茶振りで、一人でも多くの『なんとかする力』を育てていきたいと考えています。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す