『課題解決型授業』

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学び

昨今『課題解決』という言葉も随分世の中に浸透しています。
英語ではPBL;Project Based Learningと呼ばれていて、
直訳すると『課題基盤型学習』でしょうか。
英語の授業といえばテキスト本文を読み、その内容及び文法理解を問うたり、語彙習得を求めたりすることが従来のスタイルかもしれません。
しかしPBL授業では特化する部分が異なっていて、以下のようなタスクが盛り込まれています。
◉テキストの内容を理解する
◉その内容に関連した事柄について課題を発見する
◉その課題について思考する
◉自分の意見を発信する
◉自分の意見を他者と共有し多角的に物事を捉える
◉互いの考えを受け入れあう
つまりPBL授業は、テキストで得た知識をもとに、それを知恵に変えるべく自ら思考・発信し課題解決に向けて他と協働するという流れで展開されます。
では上記PBL授業スタイルの具体的な展開例をご紹介します。(50分間授業)
①『Global Soap Project』に関する英文記事を読む
◉初見で音読(時間制限あり)
◉記事を読んでキーワードをノートに書き繋げながら概要を探る
◉ペアワークで他者と概要についての意見を共有
◉ファシリテーターによる全体フィードバックでテキスト内容を確認
②『What other wastes around us could be something valuable?』という問いかけに対して思考
◉間違いを恐れず発想力豊かに思考するよう努める
◉考えをまとめ表現する準備をする
③ ペアで共有
◉相手の考えにしっかり耳を傾ける
◉自分の意見をわかりやすく伝える
④ファシリテーターによる全体フィードバックで意見を発表
◉自分と他社との考えの違いを理解し受け入れる
◉他者の意見と自分の意見の良いところを統合させより良い発想ができるよう努める
 髙橋知春の授業は、テキストから知識を得て、課題に対して自ら思考し他者との協働しを促します。これらの工程を経ることで『知ること』、『考えること』、『共有し、発信すること』の大切さを直に学んでいきます。こういった小さな積み重ねが、グローバル人材としての基盤を築いていくと考えています。
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