駅伝を見ると思い出します

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寒中お見舞い申し上げます。

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今年も駅伝が放映され、どうしても見てしまう自分がいます。
私は、徳光さんの次に昭和なオジサンと言われています。

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駅伝では、一定の時間を過ぎると、バトンタッチのタスキを引継がれずに次のランナーが走りだすシーンが映し出されます。ときには、画面に前のランナーが近づいているのが見えるのに走り出さなければならない場合があります。

私は、テレビなどで注目されるレースではありませんが、駅伝を間近で見てみたいと思って観覧に駆け付けたことがあります。
私が見ていた中継所で、その時間が訪れようとしていたとき、直線コースに、ようやくランナーが入ってきました。彼は、走るというよりは早歩きのような感じで何とかタスキを繋ぐように歯を食いしばっている様子でした。他のチーム関係者を含め、沿道のみんなが、彼に声援を送りましたが、時間到達の無常の長い笛が鳴りました。

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それなのに次のランナーが走らないのです。彼は1分弱、前のランナーを待ち、しっかりとタスキを受け取ってから走り出しました。タスキを渡したランナーは、すぐに道路に横たわりました。

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そのチームは良い成績をあげることは出来ませんでしたが、その中継所にいた私たちは、テレビ放映されるような駅伝では、なかなか見ることのできない感動的なシーンを見ることができました。
ブラボーです。

大事なことを忘れてしまうことが多い私ではありますが、記憶から離れない些細な出来事があります。

今年1年、どれだけ感動できることが起こるのでしょう。それが楽しみです。
もう少し長生きしたいと思っております。

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