【2023.05.28】作文を学んで、算数を伸ばす!

記事
学び
久々の投稿です。作文添削教室をしているから、という理由で作文の有効性を紹介しているのでは?と思われがちです。が、そんなことはなく、伸び悩み特に算数ができないと言っているお子さまたちには、共通の特徴があります。

問題の趣旨が理解できないという課題

50人のクラスで理科の点数が社会より高かった人数は、社会の点数が理科より高かった人より10人多い。社会と理科の点数が同じだった人数は6人であった。理科の点数が社会より高かった人数は何人か?

答え:27人

50人から6人を引いて、44人。これが同点以外の人数。つまり、「理科>社会」+「社会>理科」=44人ということ。「理科>社会」は「社会>理科」よりも10人多いから、「理科>社会」=「社会>理科」+10と表わすことができる。これを、「理科>社会」+「社会>理科」=44人に代入すると、「社会>理科」+10+「社会>理科」=44人。つまり「社会>理科」×2+10=44人。両辺から10を引くと、「社会>理科」×2=34人。よって、「社会>理科」が2つで34人だから、1つ分の「社会>理科」は17人。求められている答えは、「理科>社会」の人数だから、17人+10人=27人。

この思考を、3分で正確に行うことが大切。これはサービス問題のようなもので、おそらくほとんどの受験生が正解する問題。何分で正しく解けるかがポイントなのです。

国語的算数問題とは?

これが、国語的算数問題のほんの一部です。算数を理解するというよりも、国語の構造を理解して解くというものです。何が何より多く、という整理整頓を頭の中だけでするのは無理でしょう。

大学入試でも顕著ですが、数学や物理、化学の国語化が進んでいます。とにかく問題が長い。共通テストでも同様です。問題の意図を理解して、止まらずに進むことが大切なのです。

中学受験に作文が出題しないから、取り組まないということの意味

これは、運動前のジョギング・ストレッチ、体幹トレーニング、筋トレなどといった本競技の練習以前の体づくりのようなもの。基本的な能力を高めるために必要。作文も同様です。作文は、書く力を育みますが、同時に書いたものを読んでいくため、読む力も育みます。

つまり、書く力・読む力を効率的にアップできる基礎勉強トレーニングなのです。なぜ、学校でやたらと作文を書かせるのか?夏休みは読書感想文があるのか?日記を書かせるのか?社会や理科はレポートを書かせるのか?体験学習では、見たこと学んだことを書かせるのか?

これだけ学校で書く勉強をしているから、いいじゃない?という考えもありますが、それだけでは受験には足りないとおもっています。

作文力を伸ばすには、効果的な「型」と適切な添削

作文はやみくもに書いても、うまくなりません。そして、書いたものはすばやく・正しく添削され、復習・書き直ししないとうまくなりません。ですが、塾や通信教育などで、個別に・クイックで・適切に・指導を受けるのはなかなか困難です。

親が添削すればいいとも思いますが、時間もない、スキルもないとなると難しいでしょう。しかも、誤った方向に添削すれば、作文学習が逆効果になると思います。

だから、作文添削はトンビに任せましょう

トンビこと、わたくしめにお任せください。書く仕事を27年。塾講師は2年、家庭教師は4年、古い話ですが。わが子を作文ベースで塾なし受験に合格させて、以降昨年から始めた作文添削講座では3名の合格者を輩出。現在も4名の受講生がいます。

みなさん3回目の受講あたりから、急に伸び始めました。わが子は高校1年生になりましたが、常に模試・学内では上位です。と、畳みかけるように売り込んでいますが、受けて損なしの講座です。
S__378552325.jpg
S__378552326.jpg
S__378552324.jpg


夏休みごろになると受講者が多数となり、一時的にお受けできなくなります。
早めのご依頼がおすすめです。また、ご質問あれば、ココナラ内のDMでお受けいたします。

関連教材も用意していますので、ぜひご検討ください。
こちらは、お得な作文テキストWセットです。これだけあれば十分!
教材の単品バージョンは以下のとおりです。

作文の書き型テキストです。3つのテキストと解説資料付き。いわゆる作文の型を3つのパートに分解し、効率よく書ける「型」をお教えしています。
こちらは、作文を書くのに欠かせない、「具体例」のため方・書き方のテキストです。作文の受験が必要な方には必須の教材です。効率よく具体例をストックして、短時間で作文が書けるようになります。







サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す