模試の算数がいつもイマイチ、どうしてだろう?
算数が伸びきらない6年生の夏休みを越えてからの焦り、
とっても怖いです。どうやれば算数が伸びるのか、わからなくなること多々あります。
というのも、算数って日々問題を解いているとできるんです。
でも、いざ模擬試験になるとイマイチだったりします。
これっ一体何なんでしょう。
そもそも力がついていないのか、と思いますよね。
そうです、ある力がついていないのです。
実践型の勉強が足りていないから
といってしまったら見も蓋もない。そもそも実践型の勉強ってなに???
実践型とは、出題範囲を広く・時間を制限して・書くスペースも限定された
本番想定の勉強です。
おおきな前振りする割には大した話じゃぁないって思いますよね?
でも、こういった実践型の勉強ってしていますか?
模擬試験は受けた後が大事
塾に通う子どもたちは模擬試験を早い段階から受けています。
うちは塾なしだったので、遅めのトライアルでした。
実践型の勉強機会というのは「模擬試験」ではなく
模擬試験を受けた後の復習テストです。
え?模擬試験は受けたら解きなおしはするけど
復習テストって何?とお思いでしょう。
復習テストとは、模擬試験と同じ条件で答案用紙を用意して
問題文もきれいに書き込みを消して、再トライする勉強法です。
一度解いた問題で算数が伸びるの?
よく考えてください、普段の算数はできているのに
模擬試験になるとできない。それは
・問題の質
・問題の量
・問題を解く時間
・問題を解くのに書き込むスペース
がいつもと違うからです。
つまり、いつもの算数の勉強は、ちょっとラクしてるってことです。
模試の活用法は無料公開記事
【無料公開】【ワンランクアップ対策②】模試でグングン伸ばす
にも書いているので、ぜひご覧ください。無料です。
同様に過去問のなかに算数力アップの秘訣がある
さて本題の過去問、ここにも大きな算数力アップの秘訣があります。
過去問も模擬試験と同じように、実践型の勉強のひとつです。
どちらかというと、模擬試験よりも効果のある勉強法だと思います。
模擬試験との大きな違いは、志望校の過去問はこのラインの問題が解ければいいという問題ばかりということです。当然ですよね、過去問ですから。
つまり、過去問は受験生にとってもっとも実践的な問題が詰まっているということです。
なので、これを模擬試験と同じように実践的に何度も解いていけば、
必然的に算数の実践力が高まります。
あたり前の話ですが、伸びる人たちは
あたり前のことをただあたり前にやっているだけ
だと思います。
ちなみに過去問算数に取り組む際、どうしても時間内に解けない問題があります。
そういった問題はどれかを判断する力もここでつきます。
時間がかかりすぎる問題は、後回しで時間をかけないということが肝心です。
【塾なし合格ワザ】算数が劇的に伸びた10の勉強法-その9-過去問編
【その1】過去問は実戦形式で取り組む
【その2】時間は測りながら解くが、初回は解けそうなら時間オーバーもよしとする
【その3】必ず解きなおしはする
【その4】必ず2周目も取り組み、こんどは制限時間内でどれくらいできたか測る
【その5】時間オーバーした分は、×扱いにするが解けそうなら解く
【その6】解答用紙は拡大してコピーしておく
【その7】問題はコピーしておく
【その8】計算問題など途中式は、実際に問題用紙に書き込む
【その9】過去問は5年分はきっちり解く
【その10】時間内に解けそうにない問題はどれか判断する