【無料公開】【塾なし合格ワザ】算数が劇的に伸びた10の勉強法-その10-丸付け編

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算数を効率的に勉強するには、自分で丸付けした方がいいの?

うちは5年生になったあたりから、丸付けは自分でしようという流れになりかけました。
子どもに丸付けをさせることの意味は、自分で解答や解説とにらめっこするというものだと思います。この勉強の仕方は、中学生からは当然のように求められるので早め早めに対応できるようにしておくことが大切だと思います。
で、中学受験ではどうなんでしょう?

丸付けを子どもに任せた方がいいのでしょうか?親的にはそっちの方がラクだし解答を管理しておけばいいぐらいといいですから。
いわゆる「自走型勉強」になりますから。

わが家の目的が何だったか?を確認したところ


■目的=勉強するコツや習慣を身に着けること

ではなく

■目的=志望校に合格すること
だったので
自走型勉強を身につけられるなら、身につけてもらっていいのですが、それはなにも「○付け」を子どもに任せるというものでもないなとなりました。

進捗管理とはプロセスとセットであるべきだと思う

子どもが勉強する→できた・できていない がわかる

この→の間に問題が無いかを知ることがわが家では大切だと考えました。
できたと思っている問題も、できなかった問題も
どこがどうできたのか・できなかったのかを知ると、親も次の対策を立てやすいと思うのです。

それに、算数の場合は答えだけを追いかければ、丸付けは5年生でもできますが考え方が合ってるかまでは微妙でした。そもそも途中式をきちんと書かずに、解答にたどり着こうとしているトンビの子だったので。。。

さぁやるぞ!と決めたら、あとはやるだけ

僕は丸付けを子どもに任せませんでした。その方が子どもも次の勉強に移行できて効率的でした。やりっ放しにならないように、次の日までには丸付けはします。

仕事から帰ってくると丸付け用問題とノートが束で置いてあること、よくありました。土日祝日は餅つきのように、いや、わんこそばのように、解いたら→丸付けをする。これは、修練でした。そういう意味で塾なし受検は2年が限度だと思います。親がもたない。。。

問題集は下剋上算数1周(1000問)はクリアしておいた

親も子どもの問題集を解く方がいいと思いますが、時間は有限です。僕の場合、頭のスペックも落ちてきてました。なので自分を鍛えるために、下剋上算数だけは1周クリアしておきました。

といっても1日10問までと決めてましたし。あとは、子どもができなかった問題の解説を整理することに専念していました。過去問と模試の算数は子どもができなかった問題を解いていました。

解説がわかりやすければ、それをもとに説明するだけで、わかりにくい場合は解きほぐしていました。これが大変なんですけど、次第に解き方のコツみたいなのがわかってきました。

算数から数学になる前に、受験勉強を通じてわかったこと

受験後、算数が数学になります。これは同級生皆同じです。合格してもしなくても、みんな同じです。数学になると、親が介入しにくくなります。難しいのと、習ってきたことと多少の世代タイムラグがあるから。うかつに教えられないと感じました。

受験勉強期に算数をたくさん勉強したことで、算数を卒業できたのではと思います。算数という科目で求められること(求めていいこと)はおおむね勉強し終えた気がします。

受験勉強の算数って、数学に向かうための大切な工程のようにも感じました。
もちろん受験しない子どもたちもいるので、絶対に必要というわけではないですが取り組んだことには意味があると感じた次第です。

では最終回、10の勉強法はこちら!

【塾なし合格ワザ】算数が劇的に伸びた10の勉強法-その10-丸付け編

【その1】丸付けは基本親が担当する
【その2】なるべく翌日までに丸付けを終わらせる
【その3】間違っているところは、解説を親が読み子どもにレクチャーする
【その4】自走型の勉強法にこだわりすぎない
【その5】親も算数の基礎トレーニングとなる問題集に取り組む(下剋上算数がおすすめ)
【その6】子どもの得意不得意な算数ジャンルを把握する
【その7】丸付けするときは、途中式も確認してプロセスに問題がないかチェックする
【その8】子どもの字の汚さは毎回指摘せず、適宜程度でモチベーションを下げさせない
【その9】できたら褒める、間違っても叱らず教え方を反省する
【その10】難しい問題を親子で共有し、本番ではこのレベルまでは確実に解くと決める
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