こんにちはnikoです⸜(*ˊᵕˋ*)⸝
今日はあいにくの雨…。
ゆっくりとブログを書きながら待機中です。
さて、最近ご質問で多い
大人の発達障害。
「私、ADHDかも」
「HSP気質なんです…」
こんな質問を受けると、
生きづらさを感じながら、
生活している人が多いと感じています。
今回はADHDとHSPについて
学びを深めたいなと思いまして、
ブログを書いてみます。
ADHDとHSPの違い
ADHDとHSPは、両者とも注意力や感受性に関する特徴を持ち、生活に影響を与える可能性があります。しかし、それぞれ異なる要素があると言われています。
ADHD…精神医学に分類され診断される障害
発達障害であり脳機能の障害により注意力や衝動性に問題。
多動性や衝動性が特徴
HSP……心理学的な気質であるため一般的には診断が難しい。
生まれつきの気質であり、繊細で感受性が高い傾向
注意深さや感受性の高さが主な特徴
ADHDは医学的に診断できるものである一方、HSPは心理学的な気質の概念の違いがあります。ただ、生きづらさを抱えているという点ではADHDもHSPも同じであるため、放置せずに何らかの対策を講じることが必要です。
ADHDとHSPの併発について
併発する可能性については、HSPが原因でADHDを引き起こすことはありませんが、両者を同時に持っている場合はあります。この場合、コミュニケーションやストレス管理などがより難しくなる可能性があると言われています。
【両者を持つ場合のメリット】
細かい作業に集中できる
ADHDの場合、集中しなければならない作業はイライラしたり、時にはパニックになることもあります。しかし、HSPの気質を兼ね備えていると、緻密な作業をしたり物事をじっくり考えることが得意なこともあり、ADHDのイライラした感情より集中することが優位になることがあります。
他者の感情に敏感である
多くの外的刺激を受ける分、感受性が強くクリエイティブな分野での才能を発揮する可能性があります。
人の感情に敏感なため失言や衝動性が減る
ADHDの人は共感することが難しいこともあり、失言によるトラブルを起こしやすいことがあります。しかし、HSPの感情に敏感な部分は、相手が傷つく言葉を察知しやすく、失言することが少なくなります。衝動性<慎重性が優位となった場合は、ADHDの診断を受けていても、HSPの気質を兼ね備えていることもあります。
【両者を持つデメリット】
マルチタスクに追い込まれやすい
ADHDの優先順位を付ける、計画的に作業を進めることが苦手な傾向があり、
加えてHSPも様々なタスクを平行的に行なう「マルチタスク」が苦手であることから、なかなか作業が捗らないことが、メンタル的にも負担になることは多いと考えられます。
興味が移りやすく中途半端になりやすい
知らず知らずのうちに自己のキャパシティを超えて行動してしまうリスクもあります。
ADHDの「衝動的に気になることは行動してしまう」傾向と拮抗して、HSPの「周囲を観察しながら慎重に物事を進める」性質が混在することにより、ADHDの特性が優位になり自身のキャパシティを超えて作業をすると、大きなストレスを抱えることも。
興味が移りやすく中途半端になりやすい
HSPの周囲を細かく観察する特性があるにも関わらず、ADHDの興味が移り気しやすいことが加わると、HSPでキャッチした多くの情報が興味に繋がり、
物事が続かずに中途半端になる可能性があります。
最後に
最近では両者の情報が身近になり
私達のもとにも届くようにまりましたよね。
ADHD、HSP、両者が併発しているなど、症状の特性はありつつも、優位性や程度などにより様々な形で現れることを理解し、型にはめ過ぎず今あるご自身の傾向を受け入れることも大切だと感じています。
発達障害や器質的な特性を持つ人、それに気付いていない人、そうでない人…それぞれの個人が居心地よく生活できる。そんな社会になるためにも、私達ひとりひとりが自分とは違う他者を理解し、常に個性として受容し合えることが必要だと感じています…。
今日もお電話お待ちしております。
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