推し認知マニュアル

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私自身様々なジャンルで推し活をしてきましたが、殆どの推し様から認知されることが出来ました。
今まで推したジャンルを全て合わせると推し様が10人ほど居ましたが、そのうち4人はプライベートの連絡先を交換し、他6人に関してはある程度認知されていて、そのうち4人は名前も覚えてもらえるほどの認知に至っています。
私の推し活は低燃費で行われているので、通いや全通などしなくても少ない回数で推し様に覚えて貰う事ができました。
なので「お金が間に合わない」「時間が足りない」といった方でも推し方一つで認知に繋げることができるんです。

【はじめに】

まず、推している人やジャンルによりファンを抱える規模がそれぞれ違うと思います。
地下活動と世界的規模の活動では環境に差があるので、効果を実感するまでに人により個人差が大きくあることはご了承ください。
また、推し様の記憶力やファンへの対応頻度によっても違いが出てくるので、今回のマニュアルは可能な部分をご自身の活動の範囲に上手く落とし込んで活用される事をオススメいたします。

参考までに、私の見た目はぽっちゃり体型のどこにでも居そうな見た目です。
スタイルがいいとか美人とは程遠く、オタクとして生きてきた身分なので地味な見た目だと思います。
なので容姿に関しては勝負に出れないどころか推しの隣に立つのがおこがましいほど・・・。
それを踏まえて今回の推し活マニュアルは年齢・容姿関係なく実践できる物だと思っています。

【認知に必要な事】

まず、ちゃんとした認知をされるには直接会う機会に参加する事が必要です。
手紙だけの認知、SNSだけの認知の場合は実際に会っても気づいてもらえる事ができないので、本格的に覚えてもらう場合は現場やイベント等に出向いて推し様と直接会うことが大切です。

推し様と直接会う機会ができても、そこでの会話で印象をつけることは難しくなります。
そういった場合は印象付ける為の作戦が必要です。
特にファンの多い推し様の場合は多くのファンを相手にしているので、その中で印象に残る事は難しいでしょう。
認知に向けて大切なのは、いかに推し様や周りの人に迷惑をかけず自分の印象を残すかという事になります。

【誰でもできる意外と効果的な推し活テク】

印象付けるには何か目に見えて印象に残るか、発言で印象に残るかになりますが、意外と小さなテクニックでもそれは可能です。
推し活をしていると推し様のグッズを身につけることがあると思いますが、それと同じようにキャラクターグッズを毎回身につけることで会話の糸口になる事もあるんです。

私はあるキャラクターがとても好きで、推し活グッズの中にそのキャラクターのグッズも一緒に付けていました。
今回はわかりやすく星のカービィとします。
私が効果を得たきっかけは現場に行く前に推し様に送ったファンレターです。
カービィの便箋で推し様にファンレターを書き、その推し様へのファンレターは毎回カービィの便箋に統一していました。
初めて現場で会った際はカービィの缶バッジを付けていて、推し様に
「いつもカービィの便箋でお手紙書かせていただいてます」と告げると
「あ!覚えてるよ、カービィ好きなんだね?」
といったように、手紙の送り主と今会っている人物が同一人物だということを短時間の短い会話で推し様に伝える事ができました。
この事で推し様には手紙と実物が始めて一致し、その次に会った際はカービィの缶バッジを見てしっかり覚えててもらえました。

このように、何か統一性のある自分独自のものを手紙と現場で使用し、固定する事で推し様も他のファンより覚えやすくなります。
ここで一つ注意が必要なのは、キティちゃんやマイメロのように人気が高く他の人も持っていそうなキャラクターを選んでしまうと効果は薄くなります。
誰もが知っているけれど、そのキャラクターを身につけたり使用するのが珍しいと思われるキャラクターを選ぶ事が重要です。
私の友人はハンギョドンで試しましたが、初めてのお手紙で一発で推し様から覚えて貰う事ができました。
私の場合は推し様以外の方(推し様の同じグループの方)にもそのキャラクターを見て
「カービィ好きなの?俺も好きだよ(笑)」と声をかけてもらえたことがあったので、相手と会話を作るきっかけにもなることを実感しました。

【上級者向け推し活テク】

今度は上級者向けになります。
私はイラストを描くのが得意だったので、推し様のイラストを描いて便箋をオリジナルで作ったことがありました。
もちろん推し様へファンレターを書く為の専用便箋です。
そして最初にお伝えしたテクと同じように、自分で描いた推し様のイラストで缶バッジを作り、それを身に付け現場へ行きます。
すると推し様の方から
「あ!そのイラストもしかして!?」
と、缶バッジを見て声を掛けてくださったので
「そうです、いつもお手紙書かせていただいています」
と伝えると、とても喜んでくれました。ついには推し様の方から
「このイラスト可愛いからシール欲しいな(笑)」
と言われ、私は帰った後に即行でシールを製作し、後日推し様へのファンレターと共に発送しました。
その後推し様と会う機会があった時に
「シール受け取ったよ、あれ家に貼ってる(笑)」
と言われたので、かなり推し様との距離が縮まった出来事でした。

このように、イラストを得意とした人の場合はそれを活かしてみると認知へ繋がりやすくなります。
私の知り合いもイラストを得意としている方が居て、その方も推し様へイラストを描いた事で認知されたようです。
イラストは個々の特徴が出るので、他の人と被る事がなく覚えてもらいやすい傾向があります。

【推し様の印象に残る会話】

会えるチャンスがあっても、会話をする時間というのは非常に少ない推し活が殆どではないでしょうか。
少しの会話で印象に残るのは余程の話術や頭の回転が必要になってきます。
伝えたい事が多すぎてなかなかまとまらないといった方も多いと思うので、事前に色々な整理が必要となります。
私の場合は伝えたい思いや伝えきれない思いは予めファンレターにしたためておきます。
僅かな時間での会話は推し様からの返事や反応が欲しい物を用意しておき、こちらの一方的な伝えたい物は後で読んでもらう方が効率がいいです。
会話の際は必ず応援する気持ちは一言添えつつ、ちょっとした質問や他の人がしていない会話を織り交ぜると印象に残りやすいようです。

ファンの人数が多かったり流れ作業での会話になる時は大概の人が同じような事を言ってしまうので、推し様からするとテンプレ通りのファンの言葉を聞いている状態になります。
そこで他とは違う会話をいかにスムーズに話せるかが鍵となるでしょう。

一度試験的に会話で印象に残るかどうかを試した事がありました。
友人の推し活でイベントのチケットが余ってしまったようで、急な空きだったので同行者が見つからず、そのジャンルを見たことが無い私が当日同行することに。
私は事前にその方のリサーチをして、会話のきっかけを探しました。
当日お会いした時にその方との会話の際に
「日本酒お好きなんですね?甘い系はお好きですか?」と質問しました。
その方は
「甘い系の方が好きですね^^」と、おっしゃっていたので
「甘い系がお好きなら●●酒造の出してる●●がオススメです。地酒なので現地でしか販売していないですけどその地方に行く機会があれば是非飲んでみてください」
と、軽くその方の趣向に寄り添った情報を与えてみました。
「飲んだ事ないから今度探してみます^^」とお返事をいただき、会話は終了しました。
数ヵ月後に友人がまたイベントに行った際に、その推し様に
「前回友達が日本酒の話してたみたいですみません;」と言ったら
「あー!覚えてるよ!今日は来てないの?」と聞かれたようなので、初めての会話でも内容次第では印象に残せることがわかりました。

他のファンがしていない会話で、尚且つ不自然さが無い内容であれば変な印象を持たれずに覚えて貰う事ができます。
気をつけなければならないのは、印象に残したいあまり突飛な発言をしたり変にキャラを作ってしまわないことです。
意外性のある人になるか、変な人になるかは、立ち振る舞いも合わせて判断されてしまうので、そこは注意が必要になるでしょう。

【SNSの利用の仕方】

推しに認知される為にSNSを利用する人は多いと思います。
実際に私はSNSを利用していましたが、グッズ交換と情報を得る為に利用していたので推し様に絡む事はしませんでした。
推し様によっては反応を喜ぶ人がいるので、中にはSNSでの絡みで認知される場合もあります。
しかし、仕事の為のツールとしてSNSを利用している推し様にとっては時として頻繁な絡みがウザいと思われてしまう危険性があるのです。
せっかく手紙や現場で良い方向に持ってきても、SNSでの行動や発言で印象を悪くしてしまうと全てが水の泡。
よほどネットリテラシーがあると自分で自信を持てない限りは、SNSでの目立った行動は命取りになると思った方が良いでしょう。
大切なのは現実世界の等身大の自分です。
認知だけを目的としたSNSの利用の仕方は推し様にも見抜かれていて、良い印象を持たれることは少ないです。

有効的なSNSの使い方は、推し様の仕事やプライベートに有意義な情報を与える事です。
例えば推し様がインフルエンサーの場合、なにかを募集したり情報を欲している事があります。
そういった時にいかに推し様にプラスになる情報を与える事ができるかが認知への鍵となります。
そして、いいねやリポスト等をして推し様の宣伝に貢献することを加えると良いでしょう。
無駄な絡みをしない、有益な情報を推し様の欲しいタイミングで提供する、推し様の活動の宣伝を陰ながら助ける、こういった行動が推し活においてのマイナスの少ないSNSの利用方法だと実感しています。
私の知り合いは推し様に気づいて欲しいあまり、毎日のようにメンションを投げかけて推し様に嫌われていました。
もちろんその行動から推し様から認知はされました。
しかし、推し様からは「嫌いなファン」としての認知でしたが・・・。

【服装や出で立ち】

認知を目的とすると少しでも目立とうとしてしまう人がいると思いますが、中には悪目立ちをしてしまい推し様から見た目で警戒されてしまう人もいます。
推し様に会うときの格好は基本的に清潔感・その場に合った服装・気合を入れすぎないというのが悪い印象を持たれにくいです。
推し様のジャンルにより適した格好はそれぞれ違うと思うので、自分の推しているジャンルに合う目立ちすぎないけどオシャレ感が出る格好が好ましでしょう。
私がプライベートで付き合いのある推し様達に聞くと、やはり悪目立ちする格好の人は話す前から「ヤバそう」という印象を持たれることが多いようでした。
特にそのジャンルに合っていない格好で来ていたり、コスプレをしていたりする人は、目に付くし印象には残るけどまともじゃ無さそうという印象を持たれやすいようです。

推し様のグッズのTシャツを着るのも良いですが、中には会場外でマナーが悪い行いをしてしまい、一般の人に推し様に悪い印象を与える危険性もあるのでそこは注意が必要です。
Tシャツを着る事で宣伝にもなりますが、着ている本人の行い次第で推し様の活動への営業妨害になってしまう可能性があると考えると、私は外に出るときは着替えてしまいます。

【認知までかかる期間】

認知されるまでにどれくらいかかるかは個人差がありますが、私の場合は上記の方法で二回目にお会いした時は既に覚えてもらえている事が殆どでした。
お会いする前に最初にファンレターを渡しているという場合は上記の方法で早めに効果を得る事ができましたが、ファンレターを渡さず直接会うのが初めての推し様の場合は認知までに最低3回はお会いしたと思います。
その時ももちろんキャラクターグッズを身につけていて、二回目以降会うときにそのキャラクターグッズで印象付けることでわりと認知が早かったと思います。

名前を覚えてくださってる推し様達の場合はファンレターを送り、現地でもお会いしている推し様達でした。
名前を覚えるまでに至っていない推し様に関しては、推し様と会う機会が殆ど無い活動をされている方なので、名前を覚えるまでは難しかったと思います。
その推し様の場合は殆どファンレターやコンテンツでのメッセージを利用した応援でしたが、推し様本人からお返事をいただける企画の際に
「プレゼントでもらった●●気に入ってるから愛用してるよ」と
私が何をプレゼントしたか伝えていなかったけど渡した物を覚えていて、その後にファンクラブの会報でそれを身につけた写真を掲載してくれました。
それは初めて推し様にプレゼントしたもので、お手紙もプレゼントの時点では3回目だったと思います。
お手紙を書いた回数は年5回くらいだと思いますが、イラストの効果もあってか推し様は覚えてくれているということがわかりました。

【認知までにかかる経費】

推し活というのはやはりお金がかかりますよね。
近場で開催されていれば行きやすいですが、地方に住んでいる方の場合は遠征費用もかかってきます。

私が実際に一年間で推し様に認知されるまでにかかった経費は他の人と比べるとそれほど多くないかもしれません。
多くて年6回の頻度で推し様に会いに行っていたので、ペースでいけば二ヶ月に一度といった頻度に留まります。
その中には遠征も含まれているので、旅費などはやはりかかっていますが、頻繁に通っている人に比べるとかなり低燃費な推し活だと思います。
どちらかというと、会いに行けない期間のファンレターを書いたりプレゼントを選ぶ期間が楽しいと思える部分もあったので、会う時の楽しさと会えない時の楽しさをそれぞれ充実させていたと思います。
プレゼントもそれほどお金をかけてはいませんでしたが、推し様が使ってくれているのをSNSで確認できる事が多々あったので、会えなくても会っている時くらい嬉しい事がよくあります。
プレゼントについては後で別の記事でまとめたいと思います。

大体予想される出費としては
チケット代×回数
手紙送料×回数
プレゼント代×回数
遠征費×回数
といったものなので、人により更に低燃費で抑えられる人も居ると思います。
仕事の都合で休みが取れなかったり、金銭的な問題であまり推し活にお金をかけられない人でも、やり方一つで推し活の内容がガラッと変わります。
周りと比べず、自分のペースで自分のできる範囲の推し活をすることが自分の精神衛生を保つ秘訣でもあるので、自分軸でできる範囲の推し活に力を入れることが大切です。

【認知されたかどうか知る方法】

推し様に認知をされているかどうか確かめるのは難しい事だと思います。
私の場合は推し様の方から名前を呼んでくれたり、前回話した事を覚えててもらえているのを会話で確かめる事ができました。
しかし、推し様に頻繁に会ったり会話をする機会が無い場合は確かめる方法がなかなか見つからないですよね。
以前イベントで見た光景ですが、推し様にフレンドリーに話しかけていたファンの方が認知されていること前提で話していて、会話の中で「私の事覚えてるよね?」と言った際に推し様が「すみません・・・(汗)」と戸惑っていたことがありました。
話しかけた本人は認知されていること前提で話していたので、とても気まずく恥ずかしかったと思います。
自信があっても推し様本人の記憶のキャパに入っていなければ認知とは言えないので、自分から確かめるのも勇気がいります。
私の鑑定メニューの中で推し様から認知されているかどうかを確かめる鑑定があるので、興味がある方はご利用してみてください。
ただし、アゲ鑑なしの鑑定となるため厳しい結果が出る事もあります。
そういった厳しい結果を受け入れることが難しい方は控えた方が良いかもしれません^^;

【認知からプライベートな関係】

推し様に認知された後、実際にプライベートな関係になれるかどうかは今までの推し活の仕方や推し様との距離感の縮め方により変わってきます。
私が連絡先を交換するに至った推し様達はきっかけがそれぞれ違う為、それぞれの解説が必要になります。
スピリチュアル的観点から繋がる事ができた推し様もいれば、推し活の地道な努力を重ねて繋がった推し様もいるので、状況やきっかけは様々でした。
私の中で一番のご縁を感じているのは引き寄せの法則で繋がった推し様です。
今では推しというより友達関係になっているので、推している感覚はありませんが、10年以上プライベートな関係を続けています。
現実的な推し活も大切ですが、時にはスピリチュアルの力を信じてみるのも良いかもしれません。

過去に投稿したブログの中にも推し様にまつわる事や、推し様達から聞いた推される側の本音などを投稿しているので、ご興味がある方はそちらも覗いて見てください。
ファン目線と推し様目線で違う感じ方や意外な本音など、推し活する上でためになる情報を紹介しています。





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