推しへのファンレター 良い書き方とNGな書き方

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前回推し認知マニュアルにてファンレターでのことに触れましたが、今回はそのファンレターについて詳しく解説していきます。
実際推し様に聞いた嬉しいファンレターやNGファンレター等もお伝えしますので、是非参考にしてみてください。

【ファンレターって読まれる?】

殆どの推し様はファンレターにはちゃんと目を通しているようです。
私の知っている推し様達は全員読んでいるようなので、目に止まる確率は高いといえます。
SNSの場合は設定によりDMを受け付けていなかったり、DMが来ても殆ど見ていない推し様もいますが、ファンレターは確実に手元に届くので中身を読んでくれるようです。
ただし、人によってはファンレターを取っておく人もいれば、読んで直ぐ処分する方も中にはいらっしゃるようでした。
推し様の知り合いの方は物が増える事を嫌うので、ファンレターは読んだら直ぐ処分するといったドライな対応をしているとか。
しかし、目を通さず処分する事はないので、ちゃんと読んでくれているという事は念を押して言われました。
ずっと取っておく人の場合は何十年も取ってい置いていたり、落ち込んだ時に見返す事もあるようです。
時間が経っても読まれることがあるので、書く言葉も大切になりますね。

【嬉しかったファンレター】

推し様達がもらって嬉しいと感じたファンレターはどんなものでしょう。
実際に聞いてみると、やはり好きな気持ちが伝わる内容や、自分の仕事について褒めてくれる内容は心に刺さるようです。
褒めるのが上手い人は、推し様自身が自分で気づいていても表立って褒められる事がない部分を見つけてくれて、それを褒めてくれる文章を書く人だとおっしゃっていました。
いつも褒められる部分は聞き慣れているけど、あまり普段褒められない部分を褒められると「ちゃんと見てくれている」と推し様も気づくようです。
また、自分の仕事の成果への感想を聞くのも嬉しいと言っていました。
ネット上でも感想を目にすることがありますが、直接手紙で伝えてくれると送り主の気持ちが伝わりやすいようです。
推し様達が嬉しいと感じるのは
・好きな気持ちが伝わる
・仕事の成果の感想をくれる
・褒めてくれる
・内容が前向き
こういった手紙は読んでいて嬉しいし、中には見返すほど印象に残るとおっしゃっていました。
また、伝えたい事の要点が抑えてある文章は読みやすくて好感が持てるという意見も。

【NGファンレター】

ファンレターの中にもやはり好感が持てないものは存在するようです。
恐らく好きなんだろうなというのは伝わるけど、読んでいて疲れるものや恐怖を感じるものがあるという意見も。
また、妄想のようなことを書いていたり、日記のような事を書いていたりと、推し様を褒めることより自分の気持ちを一方的に見せるようなファンレターは読んでいて疲れてしまうようです。
意外とこういったファンレターも多いようで、中には繋がり目的で性的な文章を送る人もいるようでした。
もちろん中にはファンレターきっかけで繋がる人もいるようですが、殆どの場合は推し様へ恐怖や不快感を与えてしまうのでリスクが非常に高いです。
NG項目に関しては気づかず触れてしまっている人も多いようなので、NGファンレターに関する推し様の意見を詳しくまとめてみました。

・長文はNG
「長すぎるファンレターは正直読むのしんどい」
「人によってはほぼ流し見で内容はちゃんと読んでないと思う」
「長すぎると結局内容が頭に入ってこなくて最後まで読んだけど結局何を伝えたかったの?って思うことがある」
という意見を聞きました。
実際にどのくらいが適切なのか訪ねたら「便箋1~3枚で収めるのがベスト。長くても5枚。それ以上はちょっとしんどい。」というのが本音のようです。
中には毎回10枚以上書いている人もいるようで、それはさすがに読むのが苦痛と言っていました。

・失礼な内容
中にはずっと推していて昔から知っているというファンの人は、推し様との距離感を間違えているパターンがあるようです。
そういった人達がやりがちな間違った内容は、好意的と見せかけて推し様へのダメ出しをしていることが多いようです。
例えば「○○君はこういうダメなとこあるけど、そこが可愛い」というように、相手をフォローするつもりで下げる事を書いてしまっている文章。
自分は推しのダメなところも全て受け入れているという事を言いたいようだけど、親しくも無いのにマイナスな部分を持ち出してくるのは気分が悪いと推し様の厳しい意見も。
「ダメ出しを言ってくる人は正直ムカつく」
「知り合いでもないのに友達感覚で言いたいこと言ってくる人は無理」
こういった推し様達の本音があったので、せっかくのファンレターでも書き方一つで推し様から悪い印象を持たれる場合があります。

・清潔感のないファンレター
ファンレターは綺麗な便箋で書かれたものばかりではありません。
中には何度も消した跡が残る便箋、濡れた跡があるヨレヨレになった便箋、シミがついている便箋、便箋ではなくノートやチラシの裏に書かれた物など様々あるようです。
そういったファンレターはなんとなく清潔感を感じないので読んだ後取っておく事が難しいという正直な感想がありました。
「会ってないけど書いてくれた人が清潔感ない人だと感じた」
「何のシミだろうって気になったし書いてる環境が汚いのかなって思った」
送り主に対して清潔感が無い人という印象を抱いてしまうので、良い内容が書かれていても清潔感の方が気になるようでした。

・自分の事しか書かれていないファンレター
推し様への感想よりも自己紹介の方が長いファンレターも存在するようです。
認知して欲しい気持ちや自分の良さを伝えたいあまり、推し様へのファンレターではなく自己アピールレターになってしまう人は少なくないとか。
「アピールに必死で好きな気持ちが伝わらない」
「履歴書かと思った」
という推し様の意見があったので、好意的に受け取るよりも「何が目的?」と思うことがあると言っていました。
また、日記のような文章になる人もいるようで、そういったファンレターも何を伝えたいのかわからないと困っているようです。

・文句が書かれている
推し様を褒める事はしていても、その他のことについて文句が書いてあるとクレーマーに見えるという意見もありました。
文句があるなら直接言えとはいいますが、ファンレターを介して直接的な文句は受け取る方もダメージがあるようです。
特に、推し様に言っても仕方がないようなことを書かれていると、受け取った方もどうしていいかわからないと思ってしまうようでした。
「スタッフの文句が書いてあったけど、うちの会社と関係の無い現場スタッフのことでどうしていいかわからない」
「運営に言った方がいい内容を個人的に言われるとしんどい」
という推し様の本音があるので、内容をよく考えて推し様に伝えるべきかどうか精査する必要があります。

【ファンレターの返事は来る?】

これは推し様により様々あるので、一概には言えません。
しかし、中には切手や返信用封筒が入っていれば送ってくれるという優しい推し様もいらっしゃるので、可能性は0ではないようです。
私も昔、ある芸人さんにファンレターを書きましたが、返信用封筒を入れたらお返事が来ました。
その頃友人も別の芸人さんに返信用封筒とサイン色紙を送りサインが欲しいですと書いたら、サイン色紙とお返事が送られてきたようです。
殆どの場合返事がもらえない事が多いのですが、送る相手により可能性はあるので、失礼のない文章や対応をすることで返事が来ることがあります。
推し様によっては返信する・しないを公言している人もいるので、そういった情報は事前に抑えておくといいでしょう。

【ファンレターに連絡先を書いたら繋がれる?】

これも人によるので、連絡をくれる人と一切しない人は極端に分かれると思います。
昔はSNSがなかったので、ファンレターきっかけで繋がる方が多かったようですが、今はSNSの普及もあり可能性が低くなっているかもしれません。
しかし、これも0ではないので、中にはファンレターきっかけで連絡を取る推し様も存在するのは確かです。
気をつけなければならないのは、下心のある推し様なら好意的に受け取るのですが、そうじゃない割り切った対応をする推し様にとって連絡が書いてあるファンレターは警戒の対象となる可能性があります。
今までの推し様との関わり方や認知度合いによって受け止め方も変わってくるので、まだ自信が持てない段階で繋がる事を目的とするのは避けたほうが無難でしょう。

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