悪人を懲らしめる呪文

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占い
私の父方の家系のご先祖様には陰陽師をやっていらっしゃった方が居ます。
その関係もあって父の実家には御札や占術関係の古い資料が沢山あり今でも大切に保管されています。
実際に占い関係の道に進んだのは私だけだったので祖母が健在の時は通常の呪文だけではなく我が家にだけ伝わる呪文という物を教わったりしていました。
今はネットが発達しているので呪文と調べれば大概の物は効果と呪文が紹介されていて一般の方でも目にする事はできます。
今回は悪人を懲らしめる呪文が実際に効いた話をご紹介したいと思います。

【馬頭観音の力】

この時用いた呪文は『オン アミリトドハンバ ウン ハッタソワカ』という呪文です。
これは馬頭観音の真言で、簡単に言うと世に巣食う魔や悪人を退治するというものです。
理不尽ないじめや行いをする相手を懲らしめるのにとても有効な呪文と言われていて、使った当時はまさにこの呪文が合っていると思い初めて実用しました。

【対象の人物】

その呪文の対象になったのは新しく赴任してきた上司のAさん(40代男性)でした。
当時の仕事は専門職で、上司はその専門の資格を有している者のみが就ける事になっていたので中途採用ながらもその年の4月に入社したばかりのAさんが指導者として就任しました。
その仕事はチーム制で行っていて、私は別の上司のチームに居ましたが仕事の部屋は一緒なのでAさんの部下の話は良く耳に入ります。
Aさんの行いは部下が全てノートに記録していていつでも上司に報告できるようになっていました。
Aさんの行いは簡単にまとめると以下のとおりです。
・虚偽の実務経験を申告
・仮病で病休を申請し三ヶ月間休養
・休養期間に持ち出した会社の物を私的使用
・仕事の進め方がわからず延々と同じ作業のやり直しを部下に強要
・同僚の若い社員を虐める
・上司や偉い人の前でデキる人間を演じる
このような勤務態度でAさんチームは納期までに仕事が間に合わず私たちのチームが補助で入る事になり色々と大変な思いをしていました。
Aさんの部下はたまたまその仕事の期間だけ採用された未経験のパートさん達だったので余計に混乱させられたと思います。

【呪文の実行】

Aさんの部下の一人が本当に気が滅入ってる状態の時、私はこの呪文を教えました。
悪人を懲らしめるものだから本当に強く念じて唱えれば効果があると思うよと教え、その人は呪文をメモして数日間は職場で唱えていましたね。
今回初めて実用するので私も一緒にやりましたが恐らく実害を受けている人の方が念が強いので、効果を出す為にAさんの部下の人に主に実践してもらいました。
その呪文を唱えて二週間が経った頃、ついにその効果は現れました。
Aさんが退職すると申し出たのです。
時期も半端な時だったので本当に急に飛び込んできた話で、皆驚きましたが特に私と一緒に呪文を唱えた方はかなり驚きました。
この呪文は悪人を懲らしめるものなのでもちろんAさんがいなくなるだけでは終わりません。
最後の最後にAさんには天罰が下ります。

【下った天罰】

Aさんは穏便に辞めれると思っていたと思います。
しかし、今まで行ってきた悪行は全てAさんの上司の耳に入っており、それを見過ごすわけにはいきません。
引き金になったのはAさんが退職の際の菓子折りを上司にだけ用意し今まで一番お世話になった部下達には何も用意していなかったことで始まりました。
最後の挨拶を終えAさんの上司二名と私達部下数名がその場に残りAさんへの過去の悪行披露が始まります。
Aさんの実務経験虚偽についてある人が訪ねるとAさんはしどろもどろになりながら「実は10割出来ますといっていた仕事は本当は5割しか実務経験がなかった」と告白。
続いて会社の物品がAさんが休養中に行方不明になっていた事。
これは私の同僚が休日にAさんを発見し会社の物と思われる物品を使用中の所をカメラに収めていたので動かぬ証拠もありました。
Aさんはかなり動揺しながら言い訳を並べていましたが、会社側はもう黒だと確信して終わった事なので一旦流し次の問い詰めへ。
最後はAさんに虐められていた同僚が今までされた事を皆の前で告発。
これにより上司の目もかなり厳しくなりAさんはついに泣き出してしまいました。
40代の男性が泣き出すのはさすがに驚きましたが、今までの悪行を見れば同情の余地はありません。
結局Aさんは退職時に全ての悪行がバレて同業の業種には就けないまでになりました。
元々Aさんが入社した後に仕事の内容を見て不振に思った上司が前の職場へ問い合わせたところ、実務経験が虚偽であるとわかった為今後も同業種に就いた際は情報提供することになりました。
その後はAさんの家族が他県に引越したようなのでその土地から一切離れて生活しているという話を私の同僚から聞かされました。
仕事のみならず街にも居られなくなるところまで追い詰められたので結果的にかなりの天罰だったと思います。

【虚言癖】

狭い地域なので私生活の噂もあり、Aさんが引越した情報を教えてくれた同僚のBさんから様々な話が出てきました。
Bさんの実家の近所にAさんの妻の実家があり、妻の母がお喋りな人ということもあって話も向こうから入ってくる状態だったようです。
Aさんは契約社員にも関わらず義母には正社員で良い役職についていると嘘をついていたようです。
婿として妻の家に住んでいたAさんは休職中も仕事へ行っていると嘘をついて朝決まった時間に家を出て決まった時間に帰るという生活を続けていたようで、病的な休業というのが嘘だと発覚します。
Aさんは仕事だけではなく家族にまで平気で嘘をついて過ごしていたようなので、恐らく引越したのも騙し続けた後ろめたさで義母から離れるためのものだったのかもしれません。
元々義母も近所ではあまり評判が良くない人だったようで、BさんがAさんの下で働いていると聞いてBさんの母にマウントを取るような発言も度々あったようです。
しかしそれも全て嘘であり、義母を置いてAさん家族は引越してしまったので義母も少し肩身の狭い思いをしながら今は前より大人しくなっていると聞きました。

【呪文の効果】

今回は約二週間で呪文の効果が出たので思ったより早かったと思います。
恐らくAさんの部下の念がよっぽど強かったのでしょう。
これは悪人を懲らしめるものなので実際に悪行をしている人に効果が出るものです。
自分が嫌いな人に対するだけでは効果が出ないので、相手が理不尽な悪行や私利私欲の為に人を犠牲にしているような悪人に使うのが有効です。
初めて実用してここまでハッキリと出たのは正直私自身も驚いたので、今回は思い出話とともに紹介させていただきました。
他にも実践して効果のあった呪文などをエピソードと共に紹介したいと思いますので、参考にしていただけたらと思います。



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