推し事で周りに嫌われた人達①

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推し活をしていると同じファンの人と交流する機会も増えますよね?
特にSNSをやっている人はファン同士の交流が広がり、実際に会ったことは無いけど知っているという知り合いも増えていきます。
その中で関わる人数が増えるほどトラブルというものも目の当たりにする機会が増えるのではないでしょうか。
私の周りで起こったファン同士のトラブルやなぜそうなってしまったのかの体験談をマイペースに語っていきます。
今回は自分の発言が原因で孤立したAさんのお話。

【登場人物】

私・・・ほぼロム専主にグッズ交換でSNS使用、たまに反応というポジション
Aさん・・・20代女性、今回の主人公。
Bさん・・・20代女性、Aさんのリア友。

【幼稚な態度で孤立したAさん】

私が関わったことのあるAさんという女性。
当時の私はグッズ収集癖があったのでその時期だけ交換のためにSNSを頻繁に利用していました。
Aさんとはグッズ交換を機にネットで繋がりしばらく相互フォローしていましたが、特にお互いグッズ交換のDMのやり取り以外は触れることの無い間柄です。
Aさんの印象は文章にちょっと癖のある人だなと思ったのと、グッズ交換のやり取りが異様に遅いという点で最初は不安でしたが、時間はかかったけど最後までやり取りはできたので切らずにそのまま相互フォローしていました。
その間に共通のフォロワーさんも増えていき、気づいたらAさんのリア友であるBさんも相互フォローしていました。
Aさんのツイートは持論や感想を発狂しながらつぶやくスタイルだったのでパッと見た印象で過激で怖くて反応できませんでした・・・。
傍から見ていても誰からもいいねが付いていない状態。
Aさんのフォロワーは30人前後いましたが誰も反応することなく、リア友のBさんも反応しないままAさんが一人で暴れているような印象を受けました。
私が見た印象ではAさんは自分語りが多く特に有用性の無い内容ばかりなのと、一日に数十件のツイートを毎日つぶやいていて承認欲求の強さも感じたので逆に関わったらまずいタイプだと察してました。

そんなAさんのツイートが続いている反面、Bさんは投稿回数は少ないものの有用性の高い内容が多く、他のファンの方との交流も多かったみたいでいつもいいねの数は多くAさんとは対照的です。
私もBさんの投稿には共感する点があったので何度か反応しました。
正反対のAさんとBさんがリア友ということ、お互いネット上では反応し合うことの無い関係に不思議に思いながら私はしばらく見るだけで過ごしていました。
ある時、Aさんが暴れ気味に「推しと話せて喜ぶのは痛いファン」「私は推しに認知されたいなんて思ったことが無いしそんな推し方しない」「フラワースタンドとかで騒いでバカみたい」「私は贈り物なんてしないからそんな人達とは価値観が合わない」といういつもの持論を展開。
要するに「推しに貢いでチヤホヤされ喜ぶファンは痛い、見返り求めず推す私かっこいい!」という内容。
それを独特の文章で書くので長々と何度も投稿していて、傍から見ても完璧に私念たっぷりの嫌味ツイートでした。
それを見た共通のフォロワーさん達は衝撃を受けたと思います・・・何故ならBさんが前日にフラワースタンドを贈ったと投稿したこと、推しに認知されていたと喜んだツイートをした後だったこと。
明らかにBさんに向けての八つ当たりのような内容に引いたのは私だけではないと思います。
本人は濁したつもりでもタイミングや内容的に明らかにBさんに対するツイートだったのは誰が見てもわかるものでした。
私自身は部外者なので共通のフォロワーさんの動向を見ていることしかできませんでしたが、Aさんへの嫌悪感がみなさん現れていたと思います。
翌日共通のフォロワーさんのツイートで「スッキリした」と書いてあったので何かあったんだろうと思いAさんのツイッターを確認するとフォロワーが数人減っていました。
どうやらAさんのあの投稿を見て違和感を覚えた人達がブロック解除したようで、Bさんもフォローが切れていました・・・まぁ当然だと思います^^;
少々卑怯かもしれませんが縁を切るならこのタイミングしかないと思い私もそのタイミングでドロンしました・・・実害は無かったんですけどね。

【その後のAさん】

3ヶ月後くらいに現地でBさんと他のフォロワーさん二人とグッズ交換でお会いする機会があり、その時にその後のAさんのお話を聞きました。
Bさんはあの後LINEもブロックし一切関わっていないようで、AさんとBさん二人を知る共通のフォロワーさん達が続々とAさんから離れたらしいです。
一人だけスパイのようにAさんのフォロワーに残った人が偵察を続けていたらしいですが、問題のツイートをした数日後に鍵垢になったようで、そこでまた愚痴のようなツイートが毎日のように続いたようで・・・。
BさんはAさんに対してのツイートは一切せず、この件については『お騒がせしました;』という内容のみだったので愚痴らず偉いなと私は感心しました。
しばらくしてAさんの鍵は外れたようですが『チケット譲ります』のツイートが上がったけど買い手はおらず、結局そこから2週間後にアカウントを削除したとか。
完璧に上がったかどうかはわからないけど、Aさんを知っている人達はあのツイートがあった日以降は現地で見たこと無いと言っていました。

何故タイプの違うAさんとBさんがリア友だったのか謎なのでこの機会に聞いてみると、やはり最初はグッズ交換がきっかけで知り合ったようです。
住んでる土地も近く現場が一緒になる事が多かったのでLINE交換をして交流をしていたらしいですが、LINEもAさんが興味がある内容はレスポンスが早いのに予定の確認など大事な連絡は遅いという自分勝手なことが多く離れたいとは思っていたのでちょうど良かったと笑顔でおっしゃってました(笑)
Bさんの話では「Aさん認知されたいと思ってないとか言うわりに推しに会いに行く時は胸の谷間が見える服やお腹を出すような露出度の高い服を毎回着てたから狙ってたと思う。あんなに過剰に反応するのも自分ができなくて悔しいって言ってるようなもんだし」と。
Aさんを見たこと無かった私には衝撃の事実でした・・・文面からは明らかに陰で推しを応援するタイプにしか見えなかったので。
Aさんと一緒に撮った写真を見せてもらいましたが確かに露出度高いお洋服を召していました・・・が、整ってない眉やちょっと路線を間違えたメイク、ヘアセットを一切していないナチュラルヘアで服装とのギャップにも驚きを隠せず・・・。
文章だけじゃなく見た目にも癖が見られちょっと納得してしまいました。

【Aさんから学んだこと】

Aさんの存在のおかげで色々と学ぶことができました。
自分の推し活が思い通りにいかないからと言って周りの人への八つ当たりや文句をネットに載せてしまうと大変なことになるんだということ、フォロワーだからと言って全員が自分の味方では無いということは誰にでも共通することだと思います。
恐らくAさん自身は周りとの交流が苦手なタイプの人で、Bさんと友達になったことで他の方との交流が増えたんだと思います。
フォロワーや共通の知人が増えて「自分を見てくれる人」が増えたことにより「私を知って!」「私に共感して!」という思いが強くなり承認欲求モンスターと化してしまったと推測しています。
きっとBさんに受け入れられたことでありのままの私でも受け入れてくれる人は居ると思ったのでしょう。
結果的にありのままを出せば出すほど人が離れていくという現実とのギャップに自分で対処しきれなかったのだと思います。
Aさんの中でBさんは嫉妬に価する存在で、私がこう思っているから周りにも共感してくれる人は居るはず、私に賛同してBさんから人が離れてくれるはずという目論見もあったと思います。
しかし蓋を開けてみればみんなBさんの味方でした。
孤立しない為には余計なことは言わない、人に攻撃しない、最低限のマナーを持って接するというのが初歩的なマナーだと感じました。

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