「人生100年時代の時間の組み立て方」

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コラム

今先進国で生まれる子どもは、50%を上回る確率で105歳以上生きる。1世紀以上前に生まれた子どもが105歳まで生きるかは、1%に満たなかった。


こうした変化は、ゆっくりとではあるが、着実に進んできた。過去200年間、平均寿命は10年に2年以上のペースで伸びてきたのだ。


いま20歳の人は100歳以上、40歳の人は95歳以上、60歳の人は90歳以上生きる確率が半分以上ある。


これから非常に多くの人が長い人生を送るようになり、それが個人の生き方に、さらには社会と企業の仕組みに変革を強いるだろう。とリンダグラットン氏は説いている。


そして、特に時間の組み立て方だ。長寿が進めば人生の時間が大きく増える。考えてみよう。1週間は168時間。人生70年なら一生涯は61万3千時間だが、
人生100年なら一生涯は87万6千時間になる。この膨大な時間をどのように使うのか?ウィークデイと週末の区分け、夏や冬の休暇、祝日や休日、そして人生の生き方。


時間の組み立てと順序は、基本的にその時代の社会の産物だ。長寿になれば、それが変わり、新しい時間の概念が生まれるだろう。あなたはこの時間をどのように使いますか?


また、今どのような選択肢がありますか?
この難問の解決策となる一つのツールが本、つまり読書です。本を通じて視野を広げて人生の選択肢を増やしていきましょう。

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