指が固まっている。
Enterを押す指が動かない。
最強の晴れ人間を自負していた。
しかし先日のラウンドで、初めて合羽を着た上に、
雷の為、プレーまで中止になってしまったのだ。
次の3連休も雨予想。
所によって大雨だと言う予報士もいる。
かなりのトラウマ。
プレーはしたいが、ずぶ濡れはごめんだ。
迷う。
キャンセルフォーム画面が何度もタイムアウトで暗くなる。
いつもはサクサクと入力し、完了メールを待つのみなのだが
こうやってしみじみ画面を見ると名前の欄が
姓: 名:
とある。
これって、欧米の方などもファミリーネームを先に入力するのだろうか。
ゴルフトーナメントをはじめ、アジアで開催されるほとんどの大会は
各国の名前通りに選手を呼んでいる(気がする)。
しかし欧米はどうだろう。
姓名はすべて名姓で表記され、呼ばれる。
何とも不思議だ。
考えると大会だけではない。
日常生活でも姓名が逆転している。
マイケル・ジャクソンはどこに行ってもマイケル・ジャクソンだが、
渡辺謙は ケン・ワタナベ
坂本龍一も リュウイチ・サカモト
マスターズを制した松山英樹だって ヒデキ・マツヤマだ。
あっ、大谷翔平は最近「オオタニサン」と呼ばれていた・・・
しかし、夫婦別姓が叫ばれるほど
名前というのは大切で、アイデンティティそのもの。
それぞれがもっと声を上げて自分の名前を主張する。
それって凄く素敵な社会だと思う。
何物にも動じないアイデンティティーを確立すれば、
個人が尊重される世界につながるのでは、と思ってしまう。
よし。
自分を信じて晴れを呼び込もう!
キャンセル画面をキャンセルして「戻る」ボタンをクリック!
かなりのこじ付けですね。