人生に目標は必要か

記事
ビジネス・マーケティング
人生に目標というのは必要だろうか。

目標とは何だろうか。
目標は、その先のゴールに対して用意する手前のステップのことだ。マイルストーンとも呼ばれる。道しるべだ。計画は人生の目的にむかって用意した道しるべにスムースに到達するためのものということだ。ということは、人生にそもそも目的がある人にとって計画は必要ということになる。

目的とは何だろうか。
目的とは、最終的に至りたい地点。最終到達点だ。
最終到達点とはいっても、その人のその時の状況によって変わっていくものと考えて問題はない。ただ、今現在、ここまで行ければよいなと考えている地点だ。今はまだ高尾山くらいに上りたいと思っていて、その富士山になり、エベレストになってもそれはそれで、そのタイミングで目的を変得ればよい。そうすれば、最初高尾山が目的であったのが、それは富士山に登るために目標になり、エベレストが目的になったら、富士山はそのための目標になる。

そうやって目的や目標は変わるものだ。
だから、それを自分なりにスムースに達成させるものが目標であり、目的だ。だから今現在到達点を思い描いていない人には必要ないものになる。人生を歩むことに正解はない。

自分自身がその日その日を気ままに過ごすことが快適である人は、むりやり目的、目標を設定する必要はない。それが間違っているとか、あっているという判断はできない。ただ、よく言われることは、目標は先々を考えるために、今何を行動すべきかを明確にするので、なりたい自分がある人にとっては、必要性の高いものだということだ。

なりたい自分を持つことが良いかどうかというのは一概に言えない。しかし、多くの人は、今の自分の境遇をよりよくしたいと考える。よりよくしたいと考えるとき、今のままでそこに到達できるという人は少ない。つまり、何かしら今とは違うことをしなければならないということだ。

そういう時に目標は役に立つ。目標を考える過程で学ぶべきことがわかり、学ぶ方法とそれを実践するというスキルを身に着けていくことになる。つまりは、成長する。

今の仕事の中で、目の前のことに一生懸命になるということは、その世界で一生食べていくということであれば、とても良い考えであるが、その世界から離れていくことをイメージしているのであれば、別のことをする必要も出てくる。今の仕事は当然やりながらということであると、目標設定することで、より効率よくそのための成長につなげることができる。

そういう意味では、今の仕事が自分の目的に即したものになっていることが一番である。今の仕事と全く違うことを自分の人生の目的にしていては、いつまでたってもその道に進むことができなくなってしまう。

人生には、時間が余っているわけではない。
1日24時間をいかに使うかというのは、やっぱりとっても重要で、それをどう使うかを考えるのに目標を作っておくのは、やっぱり重要なんだろう。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す