子供の病気と仕事の両立は母親だけが抱え込む事じゃない

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こんにちは。
5歳児のシングルマザーの豆崎あまねです。

シングルマザーは可哀そう、大変、
貧乏、休みなし、体調崩しがち。

そんなイメージありませんか?

それは、構造的にそうなり易いから。
私が一番しんどかったのは、
育児と仕事と体調の両立。

なんせ、育児がめちゃくちゃリソース
(時間と体力)を奪われるので、
仕事まで多忙だったら、メンタルが
ずたずたになり、次に体が絶不調に
なります。

だから、仕事は忙しくならない様に
気を付けていました。
(早めに仕事を片付けておく)

幸い、私はかなり配慮してくれる
(仕事量を多くし過ぎない)
職場ではありました。

それに、産後時点で既に勤続8年の為、
仕事の勝手もかなり分かっていました。

それでも、会社で初めて産休明けの
女性社員だった為、
自分も会社も手探りでした。

今思えば、もっと権利を主張しても
良かったなと思いますが、
当時は初めてなんで自分では分からない
ですよね。
(休みをどんどん取る。仕事量を
減らしてもらう)

私達世代って価値観の過渡期で、
切り開いていっている感じがします。
(つまり、黙っていると大変な目に
 会うので自分で提案しないとヤバい)

職場復帰してくじけそうになる瞬間は、
たくさんありました。

一番はやはり、子供の熱
(他にも夜泣き対応、下の失敗時の
 洗い物、離乳食作り、イヤイヤ期、
 帰宅してから寝るまでの時間は
 仕事の2倍は忙しかったり。
 自分のゆっくりする時間は365日
 ほぼなかった)

37.5度以上出るとすぐにお迎えに行くから、
突然電話かかって来て、仕事は強制終了。

からの、平気で3日連休で看病。
からの、自分や家族に移り、1週間休み。

という、恐怖の有給祭りが突然訪れる。
これが、年に3~4回起きがち。

病児保育は定員が少なく、ほぼ使えず、
ベビーシッターは田舎なのでなし・・・。

最初の頃、こんな事が頻繁に起きたら
どうしよう?
とゾッとしていましたが、
思ったより、頻繁には起きませんでした。

幸い、家の子供は、0歳が年3回程、
1歳~3歳は年1~2回。

そんなに重症化せず、家族に移すのも、
年に1~2回だった為、
私は幸運にも、子供の不調が原因で
休むのは1回につきせいぜい2日程度
でした。
(年間で5日くらいかな)

でも、同僚は、2か月に1回程、
1か月に2~4日休んでいたので、
子供と親と運次第ですね。

子供が具合悪いと、可愛そうだし、
不機嫌だし、
汚れものも多くなったり、
通院も大変だし、
自分も病気になったら、メンタル
ずたずた。

本当~に大変・・・。

小さくて意思疎通できないから、
どれくらいしんどいかも分かり辛いし、
熱はなくてお腹が痛い時とか、
『頼むからちょっと痛いくらいなら、
 保育園の隅で寝ていてくれ』
等と思う自分が酷い母親だと思って、
しんどかった。

生活の為に仕事は必要だけど、
こんな具合悪い時に家でゆっくり寝て
と言えない自分が嫌で。

しんどくて不安な気持ちで保育園に
行かせるのが可哀そうで。

仕事なんてこんな気持ちしてまで
やるものなのだろうか?

と罪悪感を募らせていました。

仕事もいつも中途半端で、準備した割に
全然進まなくてイライラしたり。

これは、シンママというより、
ワーママあるあるですね。

私は、幸い、闘病中とは言え、
若干母と妹の手を借りれたのでまだ
踏みとどまれましたが、
大人一人しかいない状況のシンママは
これで仕事を辞めてしまう確率が高い。

これで、冒頭の

シングルマザーは可哀そう、大変、
貧乏、休みなし、体調崩しがち。

になってしまうのですね。

私もいつそうなってもおかしくない
状況でした。
だからいつも冷や冷やしていました。

だからそうならない様に、
サポートをいかに獲得するか。
ここをとことん考える。

子供が病気にならない為には、
どうしたら良いかとことん考える。

職場できちんと権利を主張する
勇気を持つ。

魔法はありません。
こういう事をコツコツやるしかないです。

幸い、5年前と違い、会社でも
男性が育児休暇を取る等、
育児の為の休みを主張する人が増えて
来ました。

あんまり理解の得れない職場なら
思い切って転職した方が良い。

子供の為に休みを取るのが当たり前。
そんな職場は増えています。

もしくは、子供が3歳になるまでは、
割り切って雇用形態を変えて職務を
軽くしてもらう交渉をするとか。

とにかく、3歳までは病気しやすい
ので、貯金を切り崩しながらでも、
やり過ごすのが大事。

子供が具合悪くなり易いのは、
当たり前の事。

それに母親だけが罪悪感を感じながら、
働く事は間違っていると思います。

少しでも助けてもらい易い状況を
作って、心折れない様を作っていく。

それには、私じゃなくても、自治体や
家族に苦しい、助けて、どうしたら
良いの?と自分から声をあげる事です。

相談してみると、
『え、そんなに悩んでたの?』
『早く言ってよ』
と意外と言われるので、抱え込まなくて
良いんですよ、本当に!
助けてくれる人は、必ずいます!

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