部下に仕事を振る時の注意点 19回

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ビジネス・マーケティング

中小企業における中間管理職は、新しく入ってくるスタッフに指導する機会が多々あります。もともと人間関係が得意な人は意外とうまく部下とコミュニケーションをとり、円滑に業務を引き継がせることができるものです。

社長はその中間管理職の様子を見ながらさらに仕事を振り出来るだ多くの仕事を円滑に回せるように体制を整えていくことになります。

ではどのようにしたら、中間管理職のスタッフが部下に仕事を円滑に伝えコントロールすることができるか。

それは、①ビジョンの共有、②自分への信頼HPの残数、③仕組み作りです。を意識することです。それでは一つづく説明していきます。

①ビジョンの共有
まずは上司(社長)が中間管理職のスタッフに、自分はあなたにこのようなスタッフになって欲しいと思っていると伝えること。

ここではそのスタッフ(中間管理職)が如何に優秀で、自分がそのスタッフを信頼していること。将来的にはさらに素晴らしいその能力を開花させて皆のリーダーになれることを伝え説明していきます。

初めは本人(中間管理職)も戸惑うと思いますが、上司(社長)は動揺せずに、最長で1年がかりの説得を試みることが大切です。

・まずはビジョンの共有と相手への信頼を伝えること。
・長いスパンで説得すること。

②信頼H Pの残数
優秀な管理職は二つの車輪を把握しています。仕事を部下(一般のスタッフ)にやってもらうためには、①その人が迷わないようにやる手順が明確になっていること。②相手が自分に対して信頼してくれていることです。

この二つをコントロールできていることがコツです。

②の相手が自分を信頼してくれることは、ドラゴンクエストなどのヒットポイントのような存在です。部下は褒めているだけでは成長はしませんし、逆に指摘ばかりしても嫌気がさします。

褒めることは、ドラクエで例えるならばホイミー(回復系)であり、部下のミスの修正、指摘を行うことが、相手のHPを減らす攻撃に値します。相手が持っている自分への信頼HPがゼロになると、部下は反抗的になる。無気力になる。勝手なことをし始める。指示に従わなくなるなど様々な障害が発生します。

自分への信頼HPを回復させるために、身の上話をすることや、相手の話をよく聞く、一緒にランチや飲みにいくなど様々な手法を駆使していきます。

そして溜まった信頼の中で、ミスの修正をして、自分が仕事しやすいように部下を自分色に染めていく作業が必要です。

③仕組み作り
仕組み作りはもう一つの車輪です。上司の仕事は部下に振る前に自分(上司)の仕事を解体して、誰でも簡単にできるようにマニュアルかチェックリストを作成することです。

私のお勧めはチェックリストです。マニュアルなど文字が多すぎると読む人がうんざりするからです。

バッグの検品
・バッグを段ボールから取り出す。
・ビニール袋から取り出す。
・全体を見て傷を探す。
・金具の汚れを確認する。
・中に手を入れて縫い忘れがないか確認する。
・商品タグの印刷ミスを確認する。
・プライスをつける。
・ビニール袋に入れ直す。
・在庫陳列棚にきれいならべる。
。。。。。。。

このように仕事が順序よく整理されていると無駄がありません。やることが明確になっていると時間の短縮に繋がります。

仕事ができない人ほど、毎回違う順序で検品をしてミスを連発します。

仕組み作りは、考える時間を大幅に短縮し、いつも同じ質の仕事ができるように保つことができると同時に、どの部下がやっても同じ仕事ができるようになっています。

以上3つのポイントを押させて仕事を円滑に振っていくのはどうでしょうか。

①ビジョンの共有
②自分への信頼HPの残数
③仕組み作り


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営業は得意な人と苦手な人がいます。そして得意な人でもなかなか気が進まない日があります。それは営業とは百発百中で成功するものではないからです。そして断れるのが仕事であるとも言えます。

人は本質的に拒絶されることに対してストレスが発生します。そしてネガティブな気持ちになります。

先日、私は子供と一緒に400メートル続く『暗闇迷路』というアトラクションに行きました。真っ暗なその迷路に入った途端、私は少し心理的に嫌な気持ちになり気分が悪くなりました。ところが左手につけていたアイウォッチから僅かな光が出てることに気づきました。私はその僅かな光で暗闇の中の自分の位置を確認し、正気を取り戻し息子と一緒に楽しく無事に迷路を抜けることができました。

人は迷っている時に、わずかでも光や進むべき方向性を示されることで本来の力を発揮できます。

営業術とは、迷いの多い営業において、お客様から拒絶されるストレスに対して向き合う方法と言えるでしょう。自分ができることを効率よく、ルーティーン化することで必要以上にネガティブに考えず、拒絶されることに反応せず、高いパフォーマンスの状態を維持しながら商談にのぞむことができます。

何より迷いがある時の営業はその戸惑いが相手に伝わり拒絶に繋がります。そして自分に確固たる営業方針がない状態で、拒絶されることで無防備にダメージを受けることになり、さらに心理的な負担が大きくなります。

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