スタッフと向き合う 18回

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1. 人事はいつも悩み。

経営をしていると一番悩まされることは人事だと思います。ではスタッフとのすれ違いを解決する方法はあるのでしょうか?
私の結論としては、スタッフと話す時間を定期的に確保し作ることです。

例えば夫婦の離婚率は夫婦間の1日の会話の長さに比例するとのことです。1日の会話が10分以下など極端にパートナーと話す時間が少ない人は関係性をたお持つことが難しくなり最終的に離婚してしまうようです。

また、遠距離恋愛が難しいと言われる所以も、根拠としては上記のように意図的に相手のことを思う時間をとらないと、1日の中で遠い場所にいる恋人を思い出す時間が0になってしまいます。そのような時は電話でも手紙でもラインでもいいので相手と繋がっている時間を定期的に確保できるかが決め手になります。

人間とは環境に影響を受けてその中で自然と順応し変化していく生き物です。恋人がそばにいないことに寂しさを感じる期間はあります。しかし、一定の時間を過ぎるとそのことに慣れてきてしまいます。すると遠くにいても辛さを感じなくなります。そして、最終的に必要性を感じなくなるものです。

2. スタッフと向き合う

上記のように、スタッフも同じです。スタッフにはそれぞれの家族がいて生活があります。そして日々考えることを変化しています。少なくとも経営者あるいは上司から必要とされていることを感じないとスタッフも別の仕事に浮気してしまいます。

社長の仕事は中間管理職の心を掴み、そして管理職のスタッフが末端のスタッフに気をかけてあげることで、お互いに理解して仕事がうまく回ります。

3. 話す内容は何か

私の経験上、スタッフは大部分の場合において話す時間を作ってあげることで満足します。そして次に相手の話をよく聞いてあげることです。相手が女性であれば共感してあげて喜びや辛さを共に分かち合う必要があります。

それにしても最も大切なことは常にあなたのことを気にかけているという気持ちと態度です。スタッフは自分がどのように扱われているかを敏感に感じています。時給や仕事内容と同じように自分の存在価値を認めてくれる会社で働こうと思うものです。そして小さな会社で差し障りがなければ、スタッフの誕生日には必ず何か粗品をプレゼントして相手のことを大切にしてあげてください。

4. 営業・販売のスタッフ

バッグUP系の仕事例えば、経理、総務などの仕事の場合、仕事自体に大きな変化はありません。こちらのスタッフはコツコツと忠実に間違いなく長く仕事をしてくれる傾向があります。

一方で販売、営業などのスタッフは常に結果を求められる精神的にきつい仕事です。このような売り上げを直接作る仕事のスタッフはそうではないスタッフに比べて疲弊するペースが早いのが特徴です。

彼らに対する対応も基本的には同じです。本人たちの悩みを聞いてあげて共感し、背中を押して欲しそうなら押して、自分で解決できそうなら応援し、無理であれば聴きながら一緒に考えてみるという感じです。

ここで大切なのは一緒に考えてあげることです。上からのアドバイスは人によっては不快や負担に感じてしまいます。仕事をするのは上司や経営者ではなく、本人自身の問題です。我々は話をよく聞いて共感してあげることをベースに時間を作ります。

経営者の悩みの常に上位にあるのは人事の問題。その問題のほとんどはスタッフとのコミュニーケーション不足です。まずは話す内容よりも時間を確保し、労いの言葉をかけて、適切に褒めてあげることから始めてみると思わぬ効果を得られるかもしれません。

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営業は得意な人と苦手な人がいます。そして得意な人でもなかなか気が進まない日があります。それは営業とは百発百中で成功するものではないからです。そして断れるのが仕事であるとも言えます。

人は本質的に拒絶されることに対してストレスが発生します。そしてネガティブな気持ちになります。

先日、私は子供と一緒に400メートル続く『暗闇迷路』というアトラクションに行きました。真っ暗なその迷路に入った途端、私は少し心理的に嫌な気持ちになり気分が悪くなりました。ところが左手につけていたアイウォッチから僅かな光が出てることに気づきました。私はその僅かな光で暗闇の中の自分の位置を確認し、正気を取り戻し息子と一緒に楽しく無事に迷路を抜けることができました。

人は迷っている時に、わずかでも光や進むべき方向性を示されることで本来の力を発揮できます。

営業術とは、迷いの多い営業において、お客様から拒絶されるストレスに対して向き合う方法と言えるでしょう。自分ができることを効率よく、ルーティーン化することで必要以上にネガティブに考えず、拒絶されることに反応せず、高いパフォーマンスの状態を維持しながら商談にのぞむことができます。

何より迷いがある時の営業はその戸惑いが相手に伝わり拒絶に繋がります。そして自分に確固たる営業方針がない状態で、拒絶されることで無防備にダメージを受けることになり、さらに心理的な負担が大きくなります。

精神的にタフな人は、そんな状態であってもは営業を続けることができます。そして続けることで、いずれは自分なりのオリジナルの営業術を体得する事ができる場合があります。
しかし、大部分の人はその道に到達する前に、深刻な営業恐怖症に陥り、本来の自分のパフォーマンスができなくなるだけではなく、ひどい場合は精神的に深刻なダメージを受け会社を辞めたり、経営者である場合は長期の休養に陥ることにもつながる危険性があります。

しかし、経営において営業をしないこと不可能です。自分か自分以外の誰かが、常に集客や営業を通じてお客様も呼び込んでいかなければ明日の売り上げはありません。

営業から逃げることはせず、正しい備えを持って立ち向かっていくこと。会社経営とは営業と向きあうことであると言っても過言ではないと思います。

営業コンサルティングとは暗闇に道を示すように、営業方法の型を提案し、その枠組みの中に、それぞれのお客様の業種の特性、御社のノウハウを活かしたアイデアを当てはめていき、高パフォーマンスのオリジナルの営業方法を作り上げていくものです。

営業がうまくいかいない、営業が嫌い、相談したいという方はぜひご連絡をください。営業は営業部などの複数の営業マンがいる会社でない限り、一人または少人数で行うことが多い仕事です。その場合、誰かに相談する機会も限定されます。そして、他社の人に自分の営業について話す機会などほとんどありません。そのため、誰かに話を聞いてもらうだけでストレスの軽減になります。

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