実体験part2 自己破産

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写真はあくまでイメージで今回の話とは関係ないです。

みなさん突然ですが、自己破産したり、自己破産した身近な人いますか?
あんまりいないと思います。そんな中、20代で実家を失い父親の連帯保証人だった祖母を連れて自己破産しました。
自己破産って、いきなりなるものではなくて、その前に何度か通知が家に来てたかと思います。当時、郵便物もあったし父親の携帯も絶えずなってたなぁって思います。
うちの場合は、前回お話したように10代で母親が自殺して元々あった借金に加え、自殺での一件でまた借金が増え、もうどうにもならなくなって自己破産したと思ってます。なんせ記憶が10代、20代前半であることと衝撃的な内容過ぎて少し覚えてないこともあるので。人間自己防衛本能で「忘却」ってシステムがあって私は今は感謝してます。
父親の自己破産については、なんとなく借金してそうな感じあったし、もう勝手にして。って感じでしたが、大好きだった祖母が連帯保証人ってことでもう、もらい事故もいいところです。当時、祖母は80代位の高齢者であり、昔は働いてなくても連帯保証人になれたみたいです。
そんな80代の祖母のところにも容赦なく自己破産の通知は来るわけで。本当に祖母は色んな意味でショックだったと思います。
祖母はもう年金暮らしでしたので、「法テラス」って言うところにお世話になりました。うるおぼえですが「法テラス」は収入によって使えるかどうか決まると思います。法テラスに行くってわかって一安心したのもつかの間、担当の弁護士さんは基本都内でお仕事されてたみたいで何度か祖母連れて都内まで電車で行ったことを思い出します。すごく良い弁護士さんで、祖母が当事者だから居ないとダメだけど孫の私が同伴することに対してすごく理解してくれました。そんなこんなで自己破産手続きが終わったー!って思ったら最後に弁護士さんへの支払いの話しになり分割で私が分割でお支払いすることになりました。低所得者向けの法テラスだからって私は勝手に弁護士さんへの支払いがないと思い込んでいたので最後少し痛手でしたが、これ以上祖母のダメージを大きくしたくないので、代理で私が弁護士費用は全て払いました。もちろん、弁護士さんも祖母も了承の上で。
ざっくり祖母と私の自己破産エピソードはこのくらいです。
今回の原因である父親がどのように自己破産したかは知りません。知りたくもないので。

実家を退去しなくちゃいけない日になり、私と祖母で女2人暮らしの始まりです。2人分の必要な荷物だけを引っ越し屋さんに頼み一番安い引っ越し料金のものにしたから夜に引っ越し屋さんが来たので「夜逃げ」みたいだな。って妙に冷静に考えてたことを思い出しました。

ブログの書く順番は気分だったり、思い出した順で書こうと思っているので時系列があっとランダムになると思いますがご理解頂き読んで頂けると幸いです。
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