死生観について

記事
コラム
先日、TVで死生観についての番組がありました。
すごく考えさせられる内容でしたね・・・・
色々な死生観がありますが、さて認知症の方はどうなんだろう?
と考えたとき・・・
番組の最後の方に死生観を考えられるのは心に余裕があるからと、発言されていました。確かにその通りだと思います。
生活や環境は様々ですが、普通に生きている間は何かきっかけがあれば考えられる問題。しかし認知症の方には、そんな死生観について考える余裕はないと思います。はたしてそれが良いのか、悪いのかは、今は個人的には答えはでません。私はグループホームで長く従事しており、グループホームは共同で生活している場です。毎日仲良く過ごしていた隣の方が亡くなられました。
翌日から亡くなられた方は当然、隣にはいないのですが、認知症の方はいない事すら気づかないのが現実です。
普通に生活していたら隣の人が急にいなくなれば、あれって思いますね・・・
認知症になる確率は現在65歳以上の6人に1人と言われています。
この数字をみると他人事ではないと思いますね、まして介護職をしている職員にとっては、毎日普通の生活と、普通とは少し違う認知症の世界を体験しています。たぶん認知症の方も認知症になる前は死生観があったと思います。
しかし自分が認知症になるとは思っていなかったでしょう。
このようなことを考えると元気なうちに死生観を考えておくことは大事な事なのかもしれませんね。すごく考えさせられる番組でした。
皆さんは死生観についてどうお考えでしょうか。
是非ご感想があればお聞かせください。
また認知症介護についてのご相談お待ちしています。

サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す