アドバイスをおせっかいにしない為に

記事
コラム




アドバイスって難しい。

そう思うことはありませんか?




もともと自分はアドバイスするような偉い立場でもなければ、そんな立派な人間でもない。

そういう風に思っています。

そんな私でも、相手が望んでいるか分からないのにアドバイスをしてしまう事があります。

特に、自分が経験して乗り越えてきた同じ状況の中でもがいている人を見ると、こうしたらいいかもよって助け船を出したくなります。

相手がアドバイスを求めてくるなら、喜んでします。

でも、悩んではいてもアドバイスを求めてはいないかもしれないです。

求めていないのなら、相手はそれを受け取る準備が出来ていないっていう事かもしれません。

そういう場合は煙たがられる可能性もあります。

求めていなければ、それはただのおせっかい、過干渉、鬱陶しいだけになってしまうかもしれないんです。


アドバイスする事によって相手を傷つけてしまう可能性もあるし、相手が自分で気が付いて成長するのを邪魔してしまうかもしれない。



アドバイスって難しい。

何か話しかけられた時に、すぐにアドバイスしたがる人がいます。

ただ話を聞いて欲しいだけだったかもしれないのに、何とか解決策を出さなければと、それを求められている、頼られていると感じるんでしょうね。

そんな気軽な会話の時でさえ、不要なアドバイスによって、嫌な気分になってしまう事もあります。

それは、子育てにおいても同じ事なのだと思います。

親は子供よりも多くの経験と知識を持つからこそ、子供を愛しているからこそ、安全、安心な道へ導きたいのです。

経験から言って、そういう時はこうした方がいい、こちらの道を選んだ方が子供の為になる、とつい口を挟みたくなってしまいます。

でも、子供はそれを求めていない場合も多いです。

そもそも、それは親にとっての正解であって、子供にとっての正解とは限らないんですよね。

不要なアドバイスが過干渉となり、子供の負担になってしまったりもします。

普段からアドバイスをしようとか、したいなんて考えている人は多くはないでしょう。
会話の中で咄嗟に出てしまうものです。

だからこそ、気をつけなくてはいけません。

日常会話の中でも、不要なアドバイスは歓迎されません。

だから、ましてや本当に苦しんでいる人、悩んでいる人に対して不要なアドバイスをする事は、諸刃の剣になり得るんです。

良かれと思って悪い結果を生まないように、相手を傷つけないように気をつけたいですよね。

まずは相手の気持ちをきちんと考え、一呼吸おいて、相手が求めているかどうかを見極め、それからアドバイス出来るようになれば最高だと思います。



私はまだ修行中の身です。

できる時もあればできない時もある。




だからこそ、


①自分がアドバイスしようとしている事に気がつくこと

②その時に一呼吸置いて相手がそれを求めているかどうか、受け入れる姿勢があるかどうかを考えてから話し始める事


が大切だと思います。



「アドバイスする前に、言われる相手の立場になって気持ちを考える」


意識することによって少しずつ自分の習慣となるように、修行を続ける決意を新たにしたのでした。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す