自分がお客様に提供する価値は
自分への評価より高くすることを意識するのは普通ですよね?
もし、
評価と同じ価値しか提供しない!
という考えの方は今すぐ改めることをお勧めします。
どこからも求められなくなってしまいます。
誰でも、価値以上のものを手に入れるとうれしいですよね?
そこを目指しましょう。
ちなみに私は、
他のエンジニアにはない「人間力」を付加価値としています。
お陰で、個人的に引き合いが来るほど、
求められ続けています。
私が付加価値としている「人間力」とは、
1. 挨拶・マナー・エチケット
2. 自分から話しかけて聞く・聴くことを心掛ける
3. 笑顔を心掛け相手が話しやすくする
言われてみれば普通のことですが、
結構できないエンジニアが多いんです。
特に私がいる制御系のエンジニア業界では、
そんな理系男子ばかりです。
これが出来るだけでも差別化できるのに。
もったいないな、とよく思います。
そんな人間力がウリの私でも、
辛く人生の大きなターニングポイントとなったのが
2回目の転職でした。
転職前は、
価値 >> 評価
だったのです。
具体的に言いますと、
一緒に働いている先輩との年収が
400万円以上の差がありました。
異常ですよね?
同じ業務、同じ作業をしているんですよ?
確かにその先輩はとても優秀で
デザインという付加価値と人懐っこい笑顔が特徴の方でした。
同じ系列ですが、別のグループ会社だったため、
①給与体系が違う
②受注が先輩がいた会社で再委託を受けていたのでマージン取られていた
などの理由も知っていたので、
しょうがないな、と諦めていました。
しかし、
結婚を機に、家族を養うことを意識しだすと、
そうも言ってられなくなりました。
同じ仕事をしていてもこんだけ違うという認識が、
自尊心をズタボロにし、
自慢の人間力もシナシナになりかけていました。
そんなある日、先輩がタバコを吸いながら
「うちに異動しちゃえばいいじゃん」
かる~く言ってきたのです。
ちょっと待てと。
こっちは結構悩んでいたんだぞ!
十円禿が出来るか心配してたんだぞ!
という思いはありましたが、
すぐに行動に移しました。
いや、チャンスはすぐにものにしないとですよ。
グループ会社間の異動だったので
色々根回しとかありましたが、
無事に転職でき年収も上がり、
自慢の人間力を思う存分発揮できる環境が整いました。
(結局、異動や転籍ではなく転職という形になりました)
価値に比べて評価が低すぎるときは、
自分を否定されているような気になりますよね。
自分を大事にするという意味でも、
適正な対価をいただけるように、
日々、精進しましょー!