皆さんは第六感が働くのを感じたことがありますか?
「直感」もとい「第六感」とは、感覚的に考えや閃きが頭の中に浮かぶことをいいます。理屈では説明できないような感覚の現象です。
それに対して
「直観力」とは物事の本質を見極めて、これまで積み重ねてきた経験則から瞬時に答えを引き出す能力のことです。
どちらも無意識のうちに、"なんとなく"答えが浮かんでくる能力です。
ここでタイトルにもどりますが、
HSPの場合は人よりも感覚が敏感で多くの情報を吸収しやすいのが特徴です。
何かを瞬時に"感じとる"のも
答えを導くための膨大な情報の整理も
物事を深く考える力も
HSPの得意分野だと私は思います。
そして、「直感力」と「直観力」は
経験を積めば積むほど瞬発的に
『なんとなく、こうかな?』
と、思い浮かぶ答えの正確性が高くなるそうです。
私の場合は、言語聴覚士として患者さんやご家族、他職種など
これまで何百人もの人と関わってきた経験があります。
その中でその人が何に困っているか、どこにアプローチすればいいのか、分析して判断する習慣が身につきました。
HSPとして
子供のころはうまく言語化できず、モヤモヤを抱え込んでいましたが
大人になってさまざまな経験を積んだことで
”感じ取ったことを発信する”
相手にもわかるように伝える能力が身についたように感じます。
最近では研ぎ澄まされた『直感力』と『直観力』を仕事以外の場面でも、
友人や家族の相談を聴く際にHSPの能力として活かせるようになりました。
『言いたいことを全部わかってくれて嬉しい』
『話してよかった』
そんな風に喜んでもらえると、
これまでHSPとして苦しんだ過去も無駄じゃなかったんだ
と、思えるようになりました。
言語聴覚士としても
HSPという特性を持つ一個人としても
お役に立てましたら幸いです。
ちなみに自分自身のことに関しては雑念が入ってしまって全く役に立てていません!笑
「こうだと思う・・・でも、皆がやっているからこうしたほうがいいかな」
なんて、悶々と悩んだ挙句に後悔する方を選択しがちです😅