そりの合わないクライアントとコミュニケーションスキル

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こんにちは。『徒然なる世界』の管理人リュードです。
今回の話は私自身の体験談も多少含まれています。

ココナラを始め、ほとんどのコミッションサイトには
「評価システム」
というものがあります。

この出品者に依頼してよかった。
この購入者と気持ちよく取引できた。

そういうことを反映するシステムとして、
この評価システムがあります。

そこで良い評価を受けられれば、
確かに嬉しいですよね。

でも、たまにあまり良くない評価を
受けてしまうこともあるでしょう。

その時、出品者の立場としては
少なからず落ち込んでしまうかも知れません。

納期はちゃんと守ったのに。
指定された要素は全て盛り込んだのに。
修正要望にもきちんと応えたのに。

そういうことが報われないと、
やっぱり気持ちが沈んでしまいますよね。

自分になにか至らないところがあったのだろうか。
心当たりはあるけれど、
そんなに気に入らない部分だったのだろうか。

色々考えてしまうこともあると思います。

でも、そこで考えすぎても仕方がありません。

世の中には、
自分とそりの合うクライアント
ばかりがいる、わけではありません。

中にはどうしても
自分とそりの合わないクライアント、
という方もいるでしょう。

それはどういうことか。

細かいことに気を遣いすぎる神経質な方だったのか。
一発OKを求める完璧主義者だったのか。

それとも、依頼者自身にも
相応のスキルがあるため、
相手の出品者にも
同様の対応を求めていた、とか。

でも、同じスキル保持者でも、
そのベクトルは一人一人様々です。

ライティングのスキル一つとっても、
得意とする書き方は人それぞれでしょうし、

それが依頼者の好みに適さない、
ということは往々にしてあり得る話です。

一番怖いのは

「相手もこのことを知っているだろう」

という前提に依頼をしてくる方です。

二次創作小説であれば、
このキャラはこういう口調がベースなので、
事前に確認した上で書いてほしい。

そういう要望があれば、
こちらとしても対処のしようがあるのです。

そういう要望がないまま、
相手も知っている、という前提で話をされても、

こちらとしては
「そういうことは先に言ってよ」
と言い返したくもなります。

まして、それを理由に良くない評価を付けられてしまったら、
「じゃあ、あなたのコミュニケーション対応に問題はなかったのですか?」
と問い詰めたくもなる、というものです。

私としては、
基本的に依頼を受ければ、

どんな内容でも
書き上げられる自信はあります。

ですが、それは相手との十分な情報連携、
つまりコミュニケーションが適切に取れている、
そういうことが大前提です。

金銭のやり取りが発生する以上、
出品者には作品をきちんと完成させる
責任が発生します。

しかし、依頼者にも同様に、
作品を適切な形で完成させられるように、
導く責任があるのです。

両者がそれぞれの責任を、
きちんと果たした上で、

至らない部分を補い合いながら、
一つの作品を完成させる。

それがコミッションの、
一つのあるべき姿だと私は考えるのです。

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