終活理由1位→負担になりたくない!家族を気遣う高齢者

記事
コラム

残された家族(親戚)に負担をかけたくない!

対面の終活セミナーを定期的に行っております。
参加される方々が口をそろえておっしゃる言葉、
「死んだ後のことで子どもや親戚に負担をかけたくない!」
「自分のことで迷惑をかけられない!」

いったい何をどうしていいのかわからない

「負担をかけたくない!」というお気持ちが非常に強く、悲壮感すら感じる表情でセミナーにご参加される方が少なくありません。

「負担をかけたくないけど、終活とはいったい何をすればいいの?」
そんなお悩みが解決できるように、毎回わかりやすい言葉で、終活をお伝えしております。

お金さえ払えば何とかなると思っていた

墓じまいの手続きを具体的にご説明した日の話です。
あるご高齢の女性が、やや暗い表情でおっしゃいました。
「『墓じまいします』と言って、お寺にお金さえ払えば、すぐにできるものかと思っていました。手続きが必要なのですね。。。」

高齢者は人知れず身内に気を遣っている!

セミナーで私自身が気づかせていただいた事。。。
高齢者はご家族に対し(お一人暮らしの高齢者は身内の方に対し)、非常に気を遣っておられる場合が多いです。

「子どもは仕事で忙しくてとても頼めない」
「子育てで大変なのに、親の終活まで頼めない」
「遠方の親戚には負担をかけたくない」
上記の理由から、多くの高齢者がお一人で終活をしようと考えておられます。

「縁起でもない!」、「元気だから、終活なんてまだ早い!」
子どもさんや甥御さん姪御さんに終活の話をすると、上記のような答えが返ってくるというお話も、よく耳にします。

「終活の話をすると、嫌がられるから。。。」
「『もうその話はやめて!』と言われました」

嫌われるぐらいなら一人で何とかしよう!でも不安。。。
お気持ちをお聞きして、私は本当に苦しくなりました。


親御さんの終活のお手伝いは、毎日のことではありません

お忙しい日々を送っておられる方、ご自分のことだけでも精一杯の方も少なくないと思います。
終活のお手伝いは毎日毎日のことではありません。

•一緒に(または代わりに)市(区)役所へ行って手続きをする
•部屋の片づけを一緒にする
•樹木葬や散骨などの見学会に一緒に行く
等、ピンポイントで少しでも協力して差し上げると、随分助けになると思います。

専門業者に相談するのもありだと思う

ご家族の関係が良くなく(率直に言うと非常に悪く)、協力を頼むどころではない場合も少なくありません。
実はそういったご相談も少なからずいただいております。

その場合、弁護士さんや司法書士さん等にご相談されるのもいいかもしれません。終活のこまごました作業については、終活関連の業者さんに相談されて、場合によってはお手伝いをお願いするのもありだと思います。


親御さんの終活のお手伝いは、結局自分のため

生前に親御さんの終活が整っているということは、
親御さんがお亡くなりになった後の
•葬儀のこと
•財産(お金)のこと
•お墓のこと
•家の片付けのこと
等のトラブルを回避することができ、結局はご自分のためになります。

★身内に気を遣っておられる高齢者が多いです。お手伝いが必要な場合、少しのことでも喜ばれるかと思います。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
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