「パブロフの犬」とお金の関係

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マネー・副業
昨日のブログで説明した系統的脱感作は「レスポンデント条件付け」と言われるものの一種です。レスポンデント、つまり「反応」ですね。何らかの刺激を与えることによって、本来の反応とは関係のない反応をしてしまうことです。有名なのは「パブロフの犬」のでしょう。エサの時間になるとベルを鳴らす。これをしばらく繰り返して犬を教育する。すると犬はベルの音を聞くだけで「よだれを垂らす」ようになる。本来であれば「エサを見せる」ことでよだれを垂らすのですが、「ベルの音」という全く関係のない刺激(中性刺激といいます)を与えるだけでよだれを垂らすようになるのです(条件反射)。

同じ様な事例は「梅干し」や「レモン」でもありますね。梅干しと聞くだけで口の中に唾が出るのも条件反射です。外国人に梅干しと言っても唾は出ませんから、やはり条件づけられているのです。

日常の中で、知らないうちに条件づけられていることは何かあるでしょうか。例えば「あの曲を聞くとあの人のこと、あの時の光景を思い出す」などはそうかもしれません。それ以外にも、僕には面白い条件付けがあります。どういうわけか昔から「右の掌(てのひら)が痒くなるとお金が入る」という経験をしており、掌がわけもなくムズムズすると「近々、大きなお金が入るな」と予期するのです(笑)。結構な確率で当たってきました。しかし「掌が痒くなるからお金が入る」のか「お金が入ると確信するから、それが現実になる」のかはわかりません。ただレスポンデント条件付けのユニークな体験談ではあります。

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