不倫がバレた

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クリスマスから何日か経ったある日…
夜テルとケンカになった。
この頃には会話も無くお互いに別の世界に生きている様だったが、ケンカだけは激しさを増していた。
また家からつまみ出される予感がしていたのでパジャマには着替えないでいた。
外のメーターボックスにもお金を多少隠してあり、その時に備えていた。
そして予感は的中。
暮れの寒空に私は上着も財布も置いたまま力ずくで外に出された。
しかし今までの様にテルがドアを開けてくれるのを待つ事は無く、私は初めてシュウの部屋に泊まった。
翌朝テルが会社に行く前に戻らなければシゲが1人になってしまうので朝早くに家に戻ると鍵は開いていたがテルは居なかった。
そして私の荷物をあさった形跡…
テーブルの上には私が以前シュウに書いたが渡さなかった手紙と、財布に入れていたシュウの写真が置いてあった。
あれほど私に無関心だったテルが私のカバンをあさり手帳の中や財布の中を調べたのだ。
とても信じられなかった。
遂に私とシュウの事がテルにバレた。
そして夫婦間の悪者がテルから私へと立場が逆転してしまっ
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