人を好きになれた事が嬉しい

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その日もニコニコしながら仕事をしていた。
すると店内にシュウが!!
こちらに向かって歩いて来る。
「本当にここで働いてたんだ(笑)」
またまたニッコリ素敵スマイルを私の脳裏に焼き付けシュウは自分の店へと出勤して行った。
私は家に帰ってからも先輩であり友達のオカちゃんやユリちゃんに電話をしては自分が恋をしている話を喋りまくった。
テルから気持ちが解放された様で本当に嬉しかった。
しかし…
いくらお互いに気持ちが離れていても私は所詮は人妻…
いつまでも浮かれてはいられないのだが、この時はまだそこまで考えていなかった。
ただ自分がシュウを大好きになれた事が嬉しくて…
もぅ何年もテルとの憎しみの中で生活して来た私には愛情は新鮮すぎて周りが何も見えなくなってしまったのだ。

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