依存との戦い

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朝、むりやり起こされ家の外に出されても親の姿が見えなくなれば自分の鍵で中に入れたし、電話も線を差し込めば又つながった。
しかし自分で自分がイヤでしょうがなくなった。
仕事も行かなくなり
【このままじゃダメだ!】
と分かっていても体はシンナーを求める。
仲間の中で自分1人だけがやめるという意志の強さが無かった。
ようやく仕事を探し始めた頃には父も継母も私とは口をきかなくなっていた。
当然である。
なんとか行動で示そうと働き始めたのは先輩であるユリちゃんが働いていた掃除の会社だった。
今までと違い遠くなったが何とか頑張って親の信用を取り戻そうと思い、はりきって働き始めたのである。
この会社に入った事で私の人生は大きく変わる事になる…
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