明日できることは今日やらない

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ビジネス・マーケティング
これからの時代は、個々人の生産性が厳しく問われる時代となります。
いかに要領よく仕事をこなすか、その部分の評価の比重が高まるでしょう。
「あいつは残業せずに、9時~5時で帰るけれど、仕事はきっちりこなしている」というのが最高の評価になります。

仕事の要領の良さは、優先順位をいかに明確につけることが出来るかということでもあります。仕事を重要度と緊急度の2つに分け、重要度が高く、かつ緊急度の高い仕事からこなしていく。いずれも低いものは後回しにする。

これらが整理されずに、混沌としているため仕事の順番を間違えている人が結構いるのではないでしょうか。そういう人は、実は生真面目な人が多いのです。どんな仕事も先延ばしにしてはならないと考えて頑張ってしまいます。

そうではなくて、「明日できることは今日しない」というのがポイントです。
明日できる仕事は明日にまわし、どうしても今日しなければならない仕事を優先する。残業をできるだけしないようにする「働き方改革」にも適合した考え方です。

先延ばしに出来ることはできるだけ、先延ばしにしましょう。その意味では図太く、ずるくなることも大事です。このことは、そのまま精神衛生にもつながります。

そもそもどんなに大変な仕事でも、整理してみると優先順位とやるべき手順がみえてきます。それが見えればクリアするイメージも自ずと湧いてきます。
不安や強迫観念にとらわれることなく、仕事をこなすことができるはずです。

優先順位をつけることが苦手な人は紙に書き出して可視化することをお勧めします。仕事の重要度と緊急度のマトリックスを作り、仕事を仕分けしてみましょう。さらにその仕事の締め切りを明確に書き出して比較してみると、やるべき仕事が時間軸の中で遠近感を持って見えてくるはずです。

また、生産性を上げるためには、仕事の細かい無駄を省くこともポイントです。
仕事をする上での最たる時間のムダは、書類を探す時間です。机の上、引き出しの中はできる限り整理しておくことです。
また、ノートや手帳も一冊にまとめて、すべてを1冊のノートを見ればわかるようにしておきます。「このノートに書かれていないことはどこにも書かれていないから書類やノートを探す必要はない」という考え方です。
それだけでも、ずいぶん時間と労力の節約になっています。

パソコンの中のデータ整理も、むやみにフォルダ分けせずに、ひとつのフォルダにしまい込みます。必要なデータはキーワード検索すれば出てきます。

書類や資料を探す時間を極力減らすことが、日常の仕事の効率アップにつながります。

年も明け、仕事も始まった方、これからの方いらっしゃると思います。
昨年以上の生産性をあげられるように、ぜひご活用ください。
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