やる気が起きない時は身の回りの整理をする

記事
ビジネス・マーケティング
しっかりと整理をしながらも、ポイントは整理術に必要以上に凝らないことです。整理が目的になってしまうのは本末転倒ですが、えてしてそうなりがちです。
あくまでも無駄を省き、仕事の効率を高めるための整理だと肝に銘じましょう。
それこそ、アバウトで良いと思います。きっちりと整理する必要はありません。どの書類がどこにある?文房具ならどの引き出しか?おおよそ検討が付けばいいのです。きっちりやりすぎるとかえって探すときに面倒になるというのは、パソコンのフォルダ分けなどを見ればわかるでしょう。

身の回りの環境を整理することで、作業の効率が高まるとともに、自分の頭の中も整理され、すっきりします。混沌したものが無くなれば、これも精神衛生上も大いにプラスの影響が生まれます。

ですから、精神が不安定だとか、やる気が起きないという人は、まず机周りや部屋など、身の回りの整理整頓から始めてみることをお勧めします。

それも一気にやろうとか、徹底してやろうとしないことです。そうすると負担に感じてしまいます。中にはそのプレッシャーから整頓ができないという人もいます。

今日はとりあえず引き出しの中だけとか、本棚の一部とか、少しずつ進めていくやり方が良いと思います。

一例としては、朝は五時前に起きて電子新聞をチェックし、その後長官を読み、原稿執筆にかかります。頭のクリアな午前中は、頭を使うアウトプットを中心にあて、午後は読書などのインプット、あるいは人と会う時間に設定します。

このようにパターン化することで習慣にしてしまう。この習慣化というのも仕事の効率を高めるうえでも、また精神衛生上の上でも大きなポイントだと考えます。

習慣化するというのは、考えなくても行動することが出来るということです。
何か新しいことを始めようとすると、精神的なプレッシャーがかかり、どうやったら達成できるか、失敗したらどうなるかなど、頭がフル回転します。

最近の脳科学の研究によれば、脳はできる限り怠けようとする器官らしいのです。怠け心に負けないためには相当の意思力が必要になります。習慣化された行動は、ほとんど考えなくても良いので意志力を必要としません。

ちなみに意志力というのも、最近の研究ではその人ごとに決まった量があり、使えば使うほど減っていくものだそうです。そして、休憩したり睡眠によって補充されるといいます。

ですから、ある閾値を超えると、意志力が働かなくなってしまう。行動を習慣化すれば、脳をつかうことも意志力を消耗することもありません。まさに省エネであり、効率的です。

仕事の仕方もできるだけ習慣化してしまうことがポイントです。そのためには毎日のタイムスケジュールもできる限り習慣化しておく必要があります。

朝起きて会社に行き、仕事をして夜また就寝する。一連の流れをできるだけパターン化できるものはパターン化する。それによって脳を疲れさせず、心の健康にもプラスになる。自分の仕事の流れを振り返り、出来るだけパターン化しましょう。

仕事の前に必ずコーヒーを飲むとか、新聞をチェックするとか、何か儀式的なことも仕事をする上でのアクセントやリズムにつながります。
そうやってパターン化、習慣化することで、疲れず、効率的に仕事をすることができるようになるはずです。
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す