【前編】事務員は忙しいのか?暇なのか?~繁忙期編~

記事
ビジネス・マーケティング
以前、保育園で働く事務員の1日というタイトルでブログを書きました。

事務員の仕事は、そのほとんどが「雑用」です。

書かれている内容は、ある日のスケジュールですが、毎日がブログに書かれているような内容ではありません。
実際、自由に時間を使える日もあれば、早朝に出勤し閉園後に残業をする日もあります。

身も蓋もない言い方をすれば、

「忙しさなんて日によって様々である」

という事です。

しかし、そうは言っても忙しい時期と暇な時期はハッキリしています。
はたして、それは一体いつ頃でしょうか?

今回は、そんな事務員にとっての「繁忙期」について紹介したいと思います。

あくまで当園の事務員にとっての繁忙期です。他の園や会社の実態と異なる事をご理解いただきますようお願い申し上げます。

〇保育園の繁忙期

保育園で一番忙しい時期はいつ頃でしょうか?
・行事が重なる時期
・年度末や新年度のあたり
この2つの時期が保育園にとっては一番忙しいと思われます。しかし実は行事が重なる期間、事務員はそこまで忙しくありません。行事の準備・実行などは保育士が行い、事務員は行事で使う道具や施設の予約程度です。
個人的に最も忙しいと思うのは、年度末から新年度(6月末)までです。
では、どのように忙しいのでしょうか?

次に事務員の繁忙期について解説していきます。

〇事務員にとっての繁忙期 ~3月編~

3月は新年度準備期間です。園内も何かとバタバタした雰囲気があります。
これまで何度もお話していることですが、事務員の仕事の本質は「他人のサポート」です。

保育園で言うと保育士のサポート係です。

保育士がクラスの運営をスムーズに進めるためには、例えば以下の書類等を4月1日までに準備・作成・提出しなければなりません。
クラス関係
・各クラス分の園児出欠席名簿作成
・各クラスの大型備品の修繕・破棄・購入等
・園児・職員用保険加入
・園児全員分のネームプレート作成
行政・その他関係
・行政機関へ提出する重要書類の作成
・新規利用者のデータをPCに入力
・必要書類を綴じておくファイルの作成
これらの作業は単純作業が多く、また量もありますので、かなり面倒に感じます。しかし、ここで面倒に感じていたら、この後の作業に一切のやる気が起きないので、適度に手を抜きつつ、淡々とこなしていくのがポイントです。

〇事務員にとっての繁忙期 ~4月編~

4月は、事務員にとって1年で最も忙しい時期への助走期間になります。
3月の中途半端な忙しさはなりを潜め、意外と自由な時間が持てます。

4月1日~30日 クラス関係業務

・新園児の名前、保護者の名前と顔を覚える
・行事の準備・対応

〇終わりに

今回は3、4月について紹介しました。この時期については上記でも書いていますが、忙しい期間への助走期間になります。この後の5~6月は情報量が多いので、また次回、後編としてご紹介したいと思います。



サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す