育児休業中の計画策定のステップ

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育児休業を取ることが決まったら、早目に計画を立てましょう。周りで育児休業を取ったパパ友が口をそろえていうのは「こんなに忙しいとは思わなかった!」です。
有意義な育児休業にするためにも、きちっと計画を立てましょう。
ここでは、計画を立てるステップをご紹介します!計画ってどうするの?って方はステップに沿って計画を立てれば、それなりのものができるはずです。既にある程度の計画がある方も、抜け漏れがないか参考にしてみてください。

ステップ1 目的を明確化する

当たり前のことですが、すごく大事です。今一度、自問自答してみましょう。なんのために育児休業を取得しますか?
目的を明確しておくことで、ちょっときついときにも、目的を思い出して踏ん張れることができますし、育児休業取ったけど、漫然と過ごしてたら終わってた、みたいなことがなくなります。例えば以下のようなものがあるのでしょうか。
・家族の絆を深める
・奥さんの負荷を軽くする
・子供の成長に貢献する
・上の子がさみしくないようにする
人によって、夫婦によっていろいろあると思うので、是非しっかり話し合って、考えてみてください。
ただ、注意というかアドバイスですが、多くても3つ程度にしてください。それ以上だと欲張りすぎてどれも中途半端になる可能性がありますし、余裕があれば後から追加すればいいので。できるだけ絞った方が自分の中でも目的意識が強まります。

ステップ2 目的から目標を決める

目的が決まったら、それをもとに目標を決めましょう。後から振り返ったときに達成できているかを確認できるようなものがいいですね。
例えば目的が「奥さんの負荷を軽くする」であれば、
 目標1 家事をすべて1人でもできるようになる(時間はかかってもいい)
 目標2 奥さんが家事・育児以外に何かできる時間が確保できるようにする
とかでしょうか。奥さんに採点してもらってもいいかもしれないですね。
なるべく具体的に、あとから評価できる、を念頭に設定しましょう。

ステップ3 目標達成までのステップ

目標だけどん!っと掲げていてもなかなか進まないものです。1つ1つクリアしていけるようないくつかの区切りを作って、着実に進めていけるようにしましょう。 
例えば「家事をすべて1人でもできるようにする」という目標であれば、ざっくり以下のような感じかもしれません。
  →教えてもらいつつ、やってみる①(掃除洗濯)
  →教えてもらいつつ、やってみる②(料理)
  →1人でやってみて、フィードバックをもらう
  →1週間のうち1日はすべて自分でやってみる
  →効率化を図る
自分の力量と相談しながら、必要に応じてさらに細分化しましょう。ただし、細分化しすぎると融通が利かないし、精神的にもプレッシャーが出てくるので、クリアできそうなくらいのハードルにするのがコツですね。

ステップ4 スケジュール化する

目標を細分化したらそれを見える形でスケジュール化しましょう。また、家族のイベント等も可視化しておくと、家族で共通の認識を持てて便利です。
以下の項目については最低限スケジュール上に書いておきましょう。
・目標達成までのステップ
・赤ちゃんの成長に係るイベント
  →お七夜
  →お宮参り
  →お食初め
  →初正月
  →初節句
  →初誕生(1歳の誕生日)
・その他家族予定
  →家族の誕生日
  →上の子の幼稚園イベント
  →旅行予定

ステップ 5 お金の収支を計算する

スケジュールを見ながら、お金の「入」と「出」を長期的な目線で計算しましょう。
例えば「入」であれば、貯金や育児休業給付金が主なものになりますかね。「出」は月々の生活費、赤ちゃんに関する諸費用、その他スケジュール上のイベントに係る費用等があるでしょうか。これらを計算して、月単位で収支がマイナスにならないこと、また、育児休業期間を通してマイナスにならないことを確認しましょう。
なお、育児休業給付金が実際に支払われるのは育児休業開始から数か月後になるのでその点にもついても注意してお金のやりくりをしましょう。
なお、さらに詳細な育児休業中のお金の話については「育児休業中のお金のあれこれ(収支計算)」に記載していますので是非参照ください。

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