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皆さん

こんにちは
北家です :)

Time flies when you are having fun!または光陰矢の如し!という事で、気が付けば2月も2週目に突入しました。
春が待ち遠しいですね :)

今回は2023年に海外挑戦を検討中の方々に向けた投稿の続編です。

これまでに、観光と就労を目的として、そして例外的にワーキングホリデービザを取得して入国するアイデアについてお話しさせて頂きました。

次に勉強を目的として入国する際のポイントに触れさせて頂きます。

俗に言う「留学」です。しかし、一言に「留学」と言ってもその範囲は大変広いため、少しづつ順番にお話しさせて頂きます。

先ずは、留学業界の基本的な構造を把握しましょう。

2023年も、留学業界は引き続き、

•教育機関 (各国各都市の語学学校、高校、大学)
•留学斡旋会社 (教育機関が提携しているの各国各都市のエージェント)
•学習者

の三つ巴で成立しています。

アイルランド時代、私は現地の語学学校と私立高校でセールスマンとして勤務しておりました。またイギリスで大学準備コース (Foundation Diploma)、アイルランドで大学院を卒業致しましたので、本業界のシステムには精通しております。

では、参ります :)

インターネットが発達した現在も、現地の教育機関が扱うブッキングの90%以上は留学斡旋会社を介しています。

決して学習者が教育機関と直接ブッキングを取ることが禁止されている訳では無いのですが、直接のブッキングは大変稀です。

恐らくその理由は、学習者の中で、初めての留学は不安が多いので専門家である留学斡旋会社に頼ろう!という心理が働くからでしょう。

しかし、ご存じの通りインターネット上では全教育機関のGross値段が公開されておりますし、常時予約を受け付けています。

教育機関のホームページをチェックすると、コース費、宿泊施設費、コース登録費、宿泊施設登録費、教科書代、保険代、送迎代 (オプション)のトータル金額が分かります。

そして、各教育機関には、殆どの場合、私のような留学生の問合せにステップバイステップで対応する専門のスタッフも常駐しています。

よって、学習者にとって、教育機関に直接連絡を取り全プロセスを完結することは不可能ではありません。

では、留学斡旋会社を利用することは無駄なのでしょうか。

いえ、そんなことはありません。彼らは専門家として知識と経験を兼ね備えており、とても頼りになる存在です :)

では、留学斡旋会社を利用することは損なのでしょうか。

いえ、そんなことはありません。前述の通り教育機関のGross値段は公開されておりますので、留学斡旋会社は、学習者が教育機関と直接ブッキングした時と同額の請求しか行えません。

独自の事務手数料や独自の仲介手数料という名目でプラスの請求をする留学斡旋会社も存在しますが、昨今は、殆どの留学斡旋会社が全て無料でサービスを提供しています。

では、何故それが可能なのでしょうか。

各教育機関は、提携している留学斡旋会社に、学習者が支払うコース費の20〜30%をコミッション (仲介手数料)として支払っているからです。(総額ではなく、コース費の20〜30%です。)

学習者が留学斡旋会社に連絡すると、留学斡旋会社は自身のパートナー教育機関のみをお薦めし、留学斡旋会社は即座にその旨を自身が薦めた教育機関に伝えます。

(この時点で、留学斡旋会社はその教育機関にコミッションを約束されます。よって、その後は学習者が実際の支払いを留学斡旋会社にしても教育機関にしても分配は変わりません。)

学習者の支払い総額は、教育機関と直接ブッキングしても留学斡旋会社を介してブッキングしても変わりません。

(自身のコミッションを削って学習者の支払い総額を安くしようと努力している留学斡旋会社もあります。)

よって、留学斡旋会社という留学のプロに相談することは、学習者にとって無駄でも損でもありません。むしろとても有効な手段ですので、是非活用して下さい。

参考になれば幸いです :)

北家
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