2024年02月11日(日)
東京11R 共同通信杯
過去5年の共同通信杯は、前走芝2000m以上出走の距離短縮ローテ馬が4勝。
昨年の当レースも、2頭のみの出走だった距離短縮ローテ馬によるワンツー決着。
また、父欧州型、あるいは父ハーツクライ系orステイゴールド系の血統馬も過去5年で4勝、合計9頭が馬券に絡む特注系。
臨戦過程も、血統的にも、いわゆるスタミナ指向の強い傾向が垣間見えるレース。
ミスタージーティーは、前走のホープフルS(中山芝2000m)が、上がり最速の末脚で5着。
父は、欧州型キングマンボ系ドゥラメンテ。
母父は、欧州競馬のチャンピオンサイアーとしても名高いSadler's Wells。
昨年の勝ち馬ファントムシーフは、前走ホープフルS(4着)からの臨戦で、父が欧州型、母父サドラーズウェルズ系という血統馬。
2000mの勝利実績を持っていたドゥラメンテ産駒という意味では、昨年2着のタッチウッドと同じ。
姉兄馬タッチングスピーチ、サトノルークスは、何れも非根幹距離G1レースの連対実績馬。
スタミナ指向、欧州指向、非根幹指向が高い次元で問われる当レース向きの典型。
ディマイザキッドは、前走芝2000m1着からの特注ローテで、共同通信杯勝ち馬ディーマジェスティの産駒。
デビュー3戦目の未勝利戦(芝2000m)を勝ち上がって、共同通信杯出走の臨戦も父と全く同じ。
ジャスティンミラノ、フォスターボンドの2頭も、前走芝2000m1着からの臨戦で、今世代好調のキズナ産駒。
ジャンタルマンタルは、典型的な米国のスピード血統馬で、スタミナ指向、欧州指向、非根幹指向等々の才能は皆無。
前走から大幅なパフォーマンスダウンも。
推奨馬
ミスタージーティー
ディマイザキッド