[重賞展望]新潟大賞典の傾向と平日推奨馬

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近5年傾向Pickup

・波乱度は極めて高い、特に当日単勝7番人気以下(過去5年で複勝圏内に好走した15頭中8頭は当日単勝7番人気以下の人気薄)

・近2走以内に1800m以上の中距離戦で上がり順位3番手以内の高速上がり実績を持つ馬(過去5年で複勝圏内に好走した15頭中13頭が該当)

・前走3コーナー5番手以内の先行力のある馬も期待値は高い(該当馬は過去5年で3勝、2020年、2022年は該当馬がワンツー)

・父か母父が、ノーザンダンサー系、米国種牡馬、デュランダル、フジキセキなど、スピードや持続力指向の強い血統馬(過去5年で5人気以下で複勝圏内に好走した10頭中7頭が該当)

・主要血統馬も走る、特に父ディープインパクト系、キングマンボ系(該当馬は過去5年で3勝、複勝圏内に好走した15頭中11頭も該当、2022年と2019年は3着以内を独占)

総括

過去5年で3着以内に好走した15頭のうち、過半数の8頭は当日単勝7番人気以下の人気薄と、ローカル開催のハンデ戦といったイメージ通りに、極めて波乱度の高いG3競走。

また、過去5年で3着以内に好走した15頭中13頭は、近2走以内に1800m以上の中距離戦で上がり順位3番手以内の高速上がり実績を持っていた馬という共通項も。

日本一の直線距離658.7mを誇る新潟外回り戦が舞台だけに、ラストの伸び脚の重要性も水準以上と言える一戦。

以上を踏まえて推奨馬は下記の通り。

推奨馬

セイウンハーデス…前走の競馬法100周年記念(阪神芝2000m)が、好位5番手追走から上がり順位4番手の末脚で抜け出して1着。前述の通り、近走上がり上位馬の中でも先行経験馬の期待値が高いレース。父シルバーステートは近年の当レースに相性のいいディープインパクト系種牡馬。父ディープ系は近4年連続で合計6頭が複勝圏内に好走中。スピード指向の強いレースだけに、ウォーターナビレラ、コムストックロード等々、短距離重賞の好走実績馬を多数輩出する種牡馬であることも、通常の良馬場コンディションを大前提に、相応の才能が活かされやすい今回の競馬へ向けては強調材料。

スパイダーゴールド…前走のアメジストS(東京芝2000m)が好位2番手追走から上がり順位3番手の末脚で完勝。その勝ち時計は1分57秒7。父は短距離指向のスピードに特化したサンデー系ダイワメジャー。ピックアップの詳細通り、ダイワメジャーと類似した個性を持つサンデー系種牡馬のデュランダル、フジキセキなどに相性のいいレースで、高速仕様の芝2000m戦で走る典型的なキャラクター。但し、時計を要するタフな道悪コンディションでは大幅にパフォーマンスを下降させる可能性も。

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