マイラーズC(G2) [重賞最終見解]

記事
エンタメ・趣味
2023年04月23日(日)

京都11R マイラーズC

3年振りに京都競馬場で施行されるマイラーズC。

京都競馬場で施行される当レースは、近走上がり上位馬、距離短縮馬、1800m以上の距離実績馬など、いわゆる中距離指向の強いタイプが走りやすい傾向。

京都開催の直近3年で複勝圏内に好走した9頭8頭は、近2走以内に上がり順位3番手以内の末脚実績馬or前走芝1800m以上の距離出走馬。

また、京都開催の直近3年で当日単勝4番人気以下の立場から複勝圏内に好走した4頭3頭は、芝1800m以上の距離で勝利実績orOPクラスで連対実績を持っていた馬という共通項も。

但し、血統的には、クロフネを代表とした父か母父ヴァイスリージェント系や、スクリーンヒーロー産駒、タイキシャトル産駒など、いわゆる芝1200mG1に実績のあるスピード指向の強いタイプが穴をあける傾向もポイント。

ビーアストニッシドは、前走チャレンジC(阪神芝2000m・G3)8着からの距離短縮ローテ。

前述の通り、京都開催時における近年の当レースは、前走芝1800m以上出走馬の期待値が高い傾向。

父アメリカンペイトリオットは、ダンチヒを経由するスピード強化型の米国ノーザンダンサー系種牡馬。

京都開催の直近3年は、馬券に絡んだ9頭中6頭が、父か母父米国型の血統馬。

臨戦過程的には中距離指向で、血統的にはスピード指向といったタイプが走りやすい京都開催におけるマイラーズCのコンセプトに合致する1頭。

尚、新京都競馬場は、大幅なコースの変更等々は無いものの、大きく変動した水捌けの良さなども含めて、従来よりも高速馬場が強まった仕様。

純粋に、米国指向のスピードと持続力が活きるであろうシチュエーションも後押し。

相手もノーザンダンサー系のスピード、持続力血統を重視してガイアフォースシュネルマイスター

ジャスティンスカイソウルラッシュは、何れも中距離、欧州指向の強い直線の伸びに優れたマイラー。

上記のような新京都競馬場の開幕初週のシチュエーションでは差し遅れる可能性も。

裏を返せば、その辺りに配当妙味を見出せそうな一戦。

推奨馬

ビーアストニッシド
ガイアフォース
シュネルマイスター
サービス数40万件のスキルマーケット、あなたにぴったりのサービスを探す