七夕賞(G3) [重賞最終見解]

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2022年07月10日(日)

福島11R 七夕賞

通常の馬場コンディションであれば、スピードや馬力指向が強く、近走先行経験馬や近走1800m以下出走馬など、近走でスピード指向の強い前向きな競馬を経験している馬が有利のレース。

この傾向に伴い、相応の才能に優れた米国ノーザンダンサー系に分類されるストームバード、ダンチヒ、ヴァイスリージェント系、あるいは父キングマンボ系などの期待値も抜群で、該当馬は毎年のように人気薄で馬券に。

但し、一昨年のような重馬場以上に悪化した馬場になると、スタミナ指向の強い差しタイプ、特に重厚な欧州血統馬や長距離血統馬が有利の傾向へ変貌する特徴も当レースならでは。

そういった意味では、レース当日の馬場状況もしっかりと把握しておきたい一戦。

フォルコメンは、前走ダービー卿CT(中山芝1600m・G3)2着からの距離延長ローテ。

これまで自身の勝ち鞍4勝も全て1600m戦。

前述の通り、近年の当レースは通常馬場なら距離延長ローテ馬が圧倒的に優勢。

良、稍重馬場で施行された直近4年で、前走1800以下出走馬は3勝。

母の父はスピードと持続力勝負に優れたノーザンダンサー系Storm Cat。

19年12人気3着ロードヴァンドールも母父Storm Catの血統馬。

ヤマニンデンファレも、距離延長ローテで、父がサドラーズウェルズを経由するノーザンダンサー系ローエングリン。

一昨年の勝ち馬で19年も2着と、2年連続連対の実績を持つクレッシェンドラヴも母父サドラーズウェルズの血統馬。

2代母ヤマニンアラバスタも同じ右回り&小回りコースの中距離重賞で複数の好走実績を持つ名馬。

ローカル指向の強い牝系の特徴も含めて大激走に期待できる1頭。

トーラスジェミニは、昨年の当レース勝ち馬。

延長ローテ、前走の先行経験もその昨年と同等のローテで2年連続の激走も。

推奨馬

フォルコメン
ヤマニンデンファレ
トーラスジェミニ
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