[重賞展望]安田記念の傾向と平日推奨馬

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近5年傾向Pickup

・スピード指向で1500m以下に勝利実績のある馬が有利(該当馬は過去5年で4勝、4人気以下で複勝圏内に好走した7頭中6頭も該当)

・特に前走3コーナー5番手以内の先行経験or1400m以下出走の延長ローテ馬(該当馬は過去5年で全勝、4人気以下で複勝圏内に好走した7頭中6頭も該当)

・父が非サンデー系、特に父ノーザンダンサー系の期待値が高い(過去5年中3年で連対、2018年は5人気以下の該当馬がワンツー)

・高速マイル戦に強いエーピーインディ、ストームバード、ヴァイスリージェント、ダンチヒ、ミスプロ系等々、いわゆる米国の名血系を父か母父に持つ馬も走る(該当馬は過去5年で4勝、4人気以下で複勝圏内に好走した7頭中5頭も該当)

・ディープインパクト産駒は、ストームバード系、エーピーインディ系など、母父米国型が走る(過去5年でディープインパクト産駒で馬券に絡んだ4頭全馬が該当)

総括

過去5年の安田記念の勝ち馬5頭中4頭は、1500m以下の距離に勝利実績のあった馬という共通項。

当日単勝4番人気以下で複勝圏内に好走した7頭中6頭も上記実績の該当馬。

通常の良馬場であれば、いわゆるスピード指向、短距離寄りの速さが問われる傾向が顕著のG1競走。

また、その傾向に沿うように、血統的にもスピードを持続させる才能に優れた米国ダートの名血系や、ノーザンダンサー系血統馬が有利の傾向も当レースならでは。

以上を踏まえて推奨馬は下記の通り。

推奨馬

ロータスランド…前走高松宮記念(中京芝1200m・G1)2着からの距離延長ローテ。過去5年の安田記念で延長ローテ馬は実に3勝。一昨年の勝ち馬グランアレグリアも前走高松宮記念2着からの臨戦過程。血統構成はPoint of Entry×Scat Daddy。父も母父も非サンデー系の米国血統馬で母父は近年の当レースで特注系のストームバードを経由するノーザンダンサー系種牡馬。過去5年の安田記念はダノンキングリー、モズアスコット、サトノアラジンと母父ストームバード系の血統馬が3勝。ノーザンダンサーの影響が強く、短距離、スピード指向も強い馬が走る当レース向きの1頭。

ソングラインファインルージュ…何れも1400m以下の短距離戦に勝利実績を持つキズナ産駒。種牡馬キズナの母父はストームバード系Storm Cat。ソングラインの母ルミナスパレードは現役時代の勝ち鞍4勝が全て1400m以下の短距離戦。ファインルージュの母も現役時代はスプリンターで母父ボストンハーバーは米国の快速型種牡馬。両者ともに母方がスピード、米国指向の強いキャラクターであることも当レースへ向けては強調材料。

イルーシヴパンサー…直近4走は全て東京芝へ出走して負けなしの4連勝。そのうち3戦は安田記念と同舞台の1600m戦。母イルーシヴキャットは現役時代の勝ち鞍3勝が全て1200m戦。母の母父はStorm Cat。これまでの実績然り、スピードの源である米国の名血Storm Catの血が強調された東京マイル向きの1頭で、破竹の連勝街道でG1獲りの可能性も十分。

シュネルマイスター…昨年の当レース3着馬で、父も母父もノーザンダンサー系血統馬。今年は父ノーザンダンサー系の該当馬も本馬1頭のみで、昨年の安田記念1着2着馬も不在という構図。海外G1レース明けで陣営が仕上がり面に納得していない声明を出している点は唯一の気掛かりも、まともに走ればあっさり突き抜けても不思議はない想定上位人気馬。

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