[重賞展望]ダイヤモンドSの傾向と平日推奨馬

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近5年傾向Pickup

・長距離重賞戦だけに末脚の裏付けは重要、特に近2走以内に上がり順位3位以内の実績(過去5年で5人気以下で複勝圏内に好走した6頭中4頭が該当)

・大穴は近2走以内にダート出走馬(一昨年は該当のミライヘノツバサが16人気1着、2012年もケイアイドウソジンが15人気1着)

・父か母父に、キングカメハメハ、シルバーチャーム、ブライアンズタイム、ダンチヒ、フォーティナイナーの系統など、ダート指向の強い持続力血統を持つ馬(過去5年で5人気以下で複勝圏内に好走した6頭全馬が該当)

・サンデー系の中でもスタミナ指向の強い父ステイゴールド系、ハーツクライ系も毎年走る(該当馬は過去5年で合計6頭が馬券に)

・ダイヤモンドSで4度馬券に絡んだフェイムゲーム、2年連続複勝圏内好走のファタモルガーナ等々、年に1度の特殊条件でリピーターも走る

総括

東京芝3400mという長距離戦だけに末脚の裏付けは当然として、一定のスピードを最後まで保たせるダート戦のような持続力の要素もポイントになる重賞競走。

2012年に単勝190.0倍の15番人気ながらも勝利したケイアイドウソジンは、父が複数頭のダートG1馬を輩出したキングカメハメハ。母ブリーダーズフライトも米国ダートの実績馬。

2020年の当レースで、単勝325.5倍16番人気の低評価を覆して勝利したミライヘノツバサの母父シルバーチャームは、ダート大国米国競馬の2冠馬で、ダート最高峰のドバイワールドC勝ち馬。

昨年7人気1着グロンディオーズも馬力や持続力の要素が強い牝系で、半兄ムスカテールも交流ダートG1川崎記念の連対実績馬。

また、サンデー系の中でもスタミナ指向の強い父ステイゴールド系、ハーツクライ系も好相性。

直近2年は馬券に絡んだ6頭中4頭が、父ステイゴールド系orハーツクライ系というデータも。

以上を踏まえて推奨馬は下記の通り。

推奨馬

テーオーロイヤル…直近3走は全て上がり順位2番手以内の末脚を繰り出して3連勝。父リオンディーズは直近3年のダイヤモンドSで2頭の勝ち馬を輩出する父キングカメハメハ系種牡馬。半兄メイショウハリオは昨年のみやこS(阪神ダ1800m・G3)勝ち馬で、母父マンハッタンカフェもダートG1馬を輩出した馬力系。母の兄弟馬にあたる近親メイショウカドマツが2013年のダイヤモンドSで3着に好走したように、ダート、持続力適性に長けた当レース向きの1頭。

ヴェローチェオロ…直近2走連続上がり順位4位の末脚をマーク。父ゴールドシップは直近2年でオーソリティ、ミライヘノツバサ、オセアグレイトと3頭の好走馬を輩出する言わずと知れたスタミナ型ステイゴールド系の種牡馬。母父タイキシャトルはヘイローを経由するダート大国米国競馬の名血。母プレシャスライフも自身の現役時代の勝ち鞍は全てダート戦。母方には米国の超名血Storm Catの血も持つ馬で、スタミナの絶対値にプラスαで、ダート的な持続力の要素も高い次元で問われる当レースは適条件と言えるキャラクター。

アドマイヤアルバ…直近2走は連続で上がり順位3番手以内の末脚を計測。過去5年中3年で好走馬を輩出するハーツクライ産駒。ダイヤモンドSで3勝3着1回の実績を誇ったかつてのフェイムゲームもハーツクライ産駒。母父Bernsteinは前述した米国の超名血Storm Cat系種牡馬。母方には日本のダートG1でも多数の好走馬を輩出したDeputy Ministerの血も持つ馬力指向の強いタイプ。昨年の目黒記念ではブービー人気の低評価を覆す3着に好走したように、自身の持ち味を活かせる東京コースの長距離戦に限れば決して大崩れもなく大穴に一考。

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